ご飯にのせてモリモリ食べたい!旨味たっぷり「ピリ辛そぼろひじき」
こんにちは、のん(@non_la_non)です♪
今回の発酵おかずはお惣菜の定番「ひじきの煮物」です!
ひじきには少し地味なイメージもありますが、ミネラルを豊富に含み、お腹をきれいにしてくれる食物繊維たっぷりの食材です。作り置きしておくと副菜やお弁当のおかずとしても重宝する一品ですね。
今日は、そんな定番食材のひじきにお肉を加えてボリュームアップ!かつ、発酵調味料の「魚醤」を使って旨味とコクを加えた、普通のひじき煮とは違ったおいしさが味わえるおかずをご紹介したいと思います!
その前に、みなさんは魚醤という調味料はご存じですか?
大豆を発酵させてしょうゆを作るように、魚介を発酵させて作ったものが魚醤で、海外のものだと「ナンプラー」や「ニョクマム」などがよく知られています。
日本にも各地でさまざまな魚醤が作られており、獲れる魚介の種類によってそれぞれに風味が違うため、味を比べてみるのも楽しい調味料です。いずれも一振りで料理に深い味わいを与えてくれて、和洋中どんな料理にも合うので難しく考えずに気軽にお使いいただけます。
ただし、しょうゆよりも塩分が濃いので、はじめは下味や、隠し味程度から使ってみるのがオススメです。
参考までに、私が使っている魚醤をご紹介しますね。
写真奥左から
・ 秋田県の「ハタハタ」で造った「しょっつる」
・ 神奈川県の「いわし」で造った「鵠沼魚醤」
・ 韓国の「いかなご」で造った「カナリエキス」
・ 石川県の「いか」で造った「いしり」
・ 石川県の「いわし」で造った「いしる」
写真手前左から
・ 大分県の「鮎」で造った「鮎魚醤」
・ タイの「いわし」で造った「ナンプラー」
私は魚醤を「だし」として使うことがよくあります。
例えば、パスタや鍋料理、スープなどを作るときに、魚介類のストックが全然ないけど、魚介の旨味が欲しいときってありませんか?そんなときには、少し魚醤を入れると濃厚な旨味を簡単にプラスすることができるんですよ♪
魚醤はほんの少し加えるだけでもいつものおかずがちょっぴり新鮮な味になりますので、今回のピリ辛そぼろひじきの魚醤使いを参考にしながら他の料理にもぜひ取り入れてみてくださいね!
旨味たっぷり「ピリ辛そぼろひじき」レシピ
調理時間
15分(ひじきを戻す時間は除く)
材料
・芽ひじき…1袋(乾燥した状態で14g)
・鶏ももひき肉…200g
・れんこん…60g
・にんじん…80g
・しょうが…1片分
・にんにく…半分〜1片(お好みに合わせて)
・ごま油…小さじ2
A 酒…大さじ1
A きび砂糖…大さじ1
A みりん…大さじ1
B 輪切りとうがらし…1本分〜お好みで増やしてください
Bしょうゆ…小さじ2強
B お好みの魚醤…小さじ2と1/2〜小さじ3
(お使いになる魚醤によって味や塩分が異なるため、味見をしながら調整してください)
作り方
1. ひじきは水で戻した後、何度か水を替えながらよく洗いザルにあげて水を切っておきます。
2. れんこんは皮をむいて8等分ほどの小さないちょう切りにします。にんじんは斜めに薄く切ってからせん切りにします。しょうが1片はせん切りにし、にんにくは細かいみじん切りにします。
3. フライパンにごま油としょうが・にんにくを入れてから火にかけ、中弱火で炒めて香りが出たら鶏ひき肉を加え、中火にしてよく炒めます。
4. 鶏ひき肉に火が通ったられんこんとにんじんを加えて3分ほど炒めます。
5. ひじきを加えてさらに2~3分炒めます。
6. 5にAの調味料を加えて、炒めながら甘みを含ませた後、Bの調味料も加えて炒め合わせれば完成です。
※魚醤は最初は少なめに入れて、味を見ながら調節してください
ピリ辛そぼろひじきを「どんぶり」にアレンジ!
そのままおかずとして食べてももちろんおいしいのですが、ご飯にのせて「どんぶり」にするのもオススメです。
熱々ご飯に温かいピリ辛そぼろひじきをのせ、刻みパクチーと温玉や目玉焼きをのせれば完成!お好みでラー油を少し垂らしてもおいしいですよ。このようにどんぶりとして食べたい場合には、味付けを少し濃いめにしておくとよりおいしくいただけます。
よく混ぜて、モリモリ召し上がれ!
魚醤は夏野菜にもよく合う調味料なので、また機会があればご紹介したいと思います♪
魚醤を使ったお料理、ぜひトライしてみてくださいね。
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。