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生クリームでビーフステーキを美味しくする裏技

筋肉料理人さんの公式連載です。おうち飲みにぴったりな、ビールや日本酒にあう簡単おつまみレシピをご紹介します。今回は「生クリームでビーフステーキを美味しくする裏技」です。
2016/12/26
2016/12/26
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生クリームビーフステーキ31.jpg


こんにちは~筋肉料理人です!

皆さん、お元気ですか~

きょうの料理はビーフステーキです。お手頃な輸入牛肉を使って、和牛のような風味に焼き上げる裏技を紹介させてもらいます。

輸入牛肉に生クリームをまぶして焼くと和牛の風味になる!

先日、晩酌しながらTVを観ていたら、輸入の牛肉に生クリームをまぶして焼くと和牛のような風味になるって裏技が紹介されていました。ゲストの皆さんが試食されて、「騙される」と目を丸くしてコメントしてたので、ホントかな~と思いつつ試してみました。まずは作り方動画をご覧ください



生クリームビーフステーキ03.jpg

生クリームビーフステーキ01.jpg

材料 2人分

輸入牛肉(ステーキ用) 400g / 生クリーム 大さじ3 / 付け合せのもやし 1袋 / にんにく 1かけ / 大葉 2枚 / 塩 小さじ4/5 / 黒こしょう 小さじ1/2 / オリーブ油 大さじ1

A
しょう油、みりん 各大さじ1/2 、 塩 適宜 、 黒こしょう適宜

作り方

1)牛肉の筋切りをします。牛肉は牛ロースのステーキ用カット。厚みは2cm弱くらいです。肉の中に走る脂肪の横に筋があるので、ところどころ包丁で刺して筋切りします(動画をご覧ください)。筋切りしたらバットにのせ、生クリームを全体にまぶし、30分、室温で馴染ませましょう。30分室温に置くことで生クリームを馴染ませ、肉の温度を上げて熱が通りやすくなるようにします。

2)焼く直前に牛肉をバットからだし、表面の水気をキッチンペーパーで吸い取ります。両面に塩と黒こしょうをふります。塩の量は肉の重量の1%、黒こしょうの量は塩の半分にしています。

3)にんにくは皮をむいて包丁の腹で潰します。フライパンにオリーブ油と一緒に入れて弱火にかけ、きつね色になるまで焼いて、オイルに香りを移します。

にんにくがきつね色になったら強火にし、牛肉を入れて焼きます。強火でフライパンを揺すりながら焼き、しっかりと焼き目をつけます。焼き目がついたら返し、火力を中火にして焼き目をつけます。反対側にもしっかり焼き目がついたら火を消します。

バットにアルミホイルを長めに出して敷き、上に焼いたステーキをのせ、アルミホイルで包んで10分休ませます。アルミホイルで包んで休ませることで、予熱で熱を入れます。また、休ませることで肉汁が落ち着き、切った時に肉汁が溢れるのを防ぎます。

4)ビーフステーキを休ませている間にもやしを強火で炒めます。3)のフライパンにもやしを入れて炒め、Aで味付けして皿に盛ります。

5)休ませたビーフステーキを一口大に切り、皿に盛ります。刻んだ大葉をちらしてできあがり。

生クリームビーフステーキ14.jpg

生クリームビーフステーキ18.jpg


生クリームで美味しくしたビーフステーキの完成です!

食べてみてびっくり!本当に和牛のような風味がします。そして肉が柔らかくて美味しい!肉が柔らかくて美味しいのは、適切な焼き方で焼いたせいでもあるのですが、生クリームの肉を柔らかくする成分も効いてるのかもしれません。風味については和牛のような風味がして驚きました。家内に試食してもらうと、TVのコメンテーターさんみたいに目を丸くして驚いておりました。

今回、ステーキ肉で試しましたが、焼肉用の輸入牛肉でも効果はあると思われます。何かの機会に試してみて下さい。美味しいのに驚きますよ。





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筋肉料理人

佐賀県在住の料理研究家。「どこでも手に入る材料で作れるおいしい料理」をモットーに、ブログ・YouTube等で写真や動画を使ったわかりやすいレシピを公開中。著書に『筋肉料理人の男子ゴハンレシピ』『最高の晩酌つまみ』(ともに宝島社)などがある。趣味はニックネームの由来でもある筋トレの他、バイクや熱帯魚など多岐に渡る。

 

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筋肉料理人 藤吉和男(@kinniku)

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