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家にある調味料だけで簡単!「あの味。牛丼」レシピ

山本ゆりさんの「あの味。牛丼」レシピ
人気フーディスト山本ゆりさんの、吉野家の味を目指して研究したという「牛丼」レシピです。家にある身近な材料で作れるので、ぜひ試してみてください。ご飯がすすむこと間違いなしですよ。
山本ゆり
山本ゆり
2025/11/09
2025/11/09

吉野家の味を目指して早4年。

ようやくたどり着いた味です。(ちなみに4年間で作った回数は3~4回)←何も苦労してない

結果、吉野家とまではいけませんでしたが

レトルトの牛丼、ぐらいまでは近づきました。あの味。(その味かい)

大学時代、図書館で「吉野家の経営戦略」みたいな本を読んだことがあって

そのときに、吉野家の牛丼には、大量の白ワインが使われていると知りました。

それが決め手らしいわ。意外にオシャレ。

でも、一応このブログはどこにでもある材料をテーマにしてるから、あんまり使いたくなかったんです。

別に白ワインなんてどこにでもあるけどな。酒屋にすらあるわ。(そこ聖地や)

ワインは料理酒で代用するにしても

どうやってあのフルーティーな甘味をだそうかと。

考えた末、砂糖とみりん以外に頼れるものといえば玉ねぎの甘味しかないとなり

飴色に炒めてみたり、小脇に抱えてポーズ取ってみたりしてみたけど

まず玉ねぎだけを酒と砂糖とみりんだけで煮て、甘くなったところに材料を入れて煮る

という方法に落ち着きました。

でも

なんか足りへん。

牛丼ではあんねんけど、何かかが足りなくて。

それはもしかしたら、大量に作って長時間煮ることによるあのお肉から出るうまみなのか…。

それやったらお手上げですってなってんけど

ふと

そういう肉のうまみを凝縮させた感じのもん………コンソメ?!

と思いつき、ちょっとだけ入れてみました。

そしたら

近づいた。

かなり歩けた。クララがかなり歩けた。(元気か)

材料さえわかればめっちゃ簡単なんで、よかったら作ってみてください。

「あの味。牛丼」レシピ

分量:2人分

材料

・牛バラ肉(薄切り切り落とし)※安物の脂身が多いところがおいしいです。今回は細切)…150~200g
・玉ねぎ…1/2玉
A 砂糖…小さじ1ぐらい
A みりん…大さじ2ぐらい
A 酒…大さじ3ぐらい
・水…1カップぐらい
・粉末和風だしの素(ほんだし)…小さじ1ぐらい
B チューブのおろしにんにく…ちょっと。びゅーっと1~2cmぐらい
B チューブのおろししょうが…ちょっと。びゅーっと1~2cmぐらい
B しょうゆ…大さじ2ぐらい
B 顆粒コンソメ…小さじ1/2~1ぐらい
・ご飯…食べたいだけ

山本ゆりさんの「あの味。牛丼」レシピ

作り方

1. 玉ねぎは厚めの薄切りにする。(厚めの薄切りて何)

2. 鍋にAを入れて中火にかけ、ワーッと煮立ったら水とだしの素を入れ、フツフツしたら玉ねぎを入れ、煮る。

3. 火が通ったらBを加え、フツフツしたら牛肉を入れ、色が変わったら火を止め、そのままいったん冷ます。

4. 器にご飯を盛り、3をのせて、好みでごまやら紅しょうがを。

山本ゆりさんの「あの味。牛丼」レシピ 山本ゆりさんの「あの味。牛丼」レシピ

ワンポイントアドバイス

・一応玉ねぎは甘味を出すために繊維に垂直に切ってます。でも、繊維に沿って切って牛丼にしたものとせーので食べ比べたことないから、違いはないかもしれん
・いったん冷まして味をしみ込ませて、食べるときに温めなおすとおいしいです
・白ワインがあればぜひ使ってください

山本ゆりさんのプロフィール
山本ゆり
料理コラムニスト

『syunkonカフェごはん』(宝島社)シリーズなどに代表される著書は、累計で780万部を超えるベストセラーに。身近な材料で簡単にできる料理と、ユーモアあふれる日常を綴ったブログから人気に火が付き、X・Instagramではそれぞれ135万人を超えるフォロワーから支持を集めている。

<ブログ>
「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」

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山本ゆり(@yamamoto0507)

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