理想のブラウニーができました♪「レンジでザクザクブラウニー」【バレンタインレシピ】

2015年に、やすともさんの番組用に考案した、チョコレートのパッケージを開封するところから、洗い物を終わらせるまで12分で作れるオレオブラウニー。
当時は一生モンのレシピやと思ってたんですけど、加熱しすぎると結構すぐ固くなるのと、ホットケーキミックスが苦手な方もいたり、中途半端に使うことになるのでそこだけ気になってて。
DAIGOも台所で紹介するにあたっていろいろ改良して、今回が最終系です。
そもそもそんな膨らませる必要はあるのか
ということに気づいて。
プロのブラウニーのレシピをいろいろ調べてたらベーキングパウダーが入ってないものもあったので薄力粉だけでやってみたら、むしろおいしくできました。(薄力粉やと粉ふるわなあかんかな…とも思ったけど、濃度がある生地なんでふるわず混ぜてもダマにならなかったです!)
※小麦粉自体にもともとダマがあったら流石にダマになるのでその場合は茶漉しなど使ってふるい入れてください!
さらにしっとりさせるために牛乳を加え、でも加え過ぎたらブラウニーじゃなく生チョコになったんでそこらへんも調整。
できたてはフワッと、でも冷めるとずっしり、そしてパサつきにくい理想のブラウニーができました。
めちゃくちゃ簡単にできるんで、よかったらぜひ作ってみてください。
「ザクザクブラウニー」レシピ

材料
・板チョコ…2枚(100g・両方ミルクでもいいです。ホワイトだと食感変わってしまうので茶色いチョコで)
・無塩バターまたはマーガリン…50gぐらい(有塩でもできます)
A 砂糖…大さじ1ぐらい
A 牛乳…大さじ2ぐらい
A 卵…1個
・薄力粉…大さじ3ぐらい ※追記です。米粉でもできました!
・ノアールかオレオ…4~5枚
・好みでくるみ…15gぐらい
作り方
<下準備>
型にオーブン用シートを敷く。
といってもくっつかないんで、取り出しやすいように帯状にベーンと敷くだけでいいです(2面はそのままで)。

1. 板チョコは手で細かく割って耐熱ボウルに入れ、バターを加え、ラップなしで600Wの電子レンジで1分10秒ほどチン。取り出して泡立器で混ぜ溶かす。


2. Aを順に加えてその都度よく混ぜ、薄力粉を加えてさっくり混ぜる。
卵は直接割り入れてますが、殻が入ったら終わるんで、不安やったら別容器で溶き卵にしてからいれてください。


3. オーブン用シートを敷いた型に流し、型の底をトントンどころかめちゃくちゃもう、バンバンバンバンバーンバンバンやりまくって空気を抜く。(これが甘いとでっかい気泡ができます。できてもおいしいけど)オレオをクリームごとバキバキに砕いて散らし、くるみも手で砕いて散らす。


4. ラップなしで600Wで3分チン。型に入れたまま冷まし、取り出して食べやすい大きさに切る。


米粉でできますか?という質問が多かったので作ってみました。


冷めたらもっちりするかなとか思ったら全然!めちゃしっとりしておいしかったです!

ほんでこれ

・無塩バター
・有塩バター
・無塩マーガリン(ケーキ用マーガリン)
・有塩マーガリン(ネオソフト)
で作って辻調の先生方に「利きブラウニー」してもらいました。(簾先生だけ有塩マーガリンとバター間違えて「もう帰る」と言ってました。盛り上げるための優しさやと思ってる)
食べ比べるとやっぱりバターがおいしいんですが、びっくりしたのは有塩マーガリンのほうがどちらかというと無塩マーガリンよりおいしかったこと。これまで基本ケーキ用マーガリン使ってたけど有塩マーガリンでも全然いいやん!てなりました。
あと有塩バターは一番塩気が強いけど、ジャンキーでハマる味でもあったわ。
個人的に無塩バター>有塩バター=有塩マーガリン>無塩マーガリン の順でオススメです。(全部おいしいけど!)
ちなみにマーガリンに関して先生方は「いつも感じたことない風味」で選んでたのが特徴的やったわ。
ワンポイントアドバイス
・表面がつやっぽいくらいでOKです!加熱しすぎはパサつくので、一部だけ生なら30秒以上は追加せずそこだけ切り取ってください
・できたてはフワッとして「パウンドケーキやないか!」てなりますが、冷めると固くしまって、ちょっと生チョコぐらいの勢いでしっとりします!翌日のほうが断然おいしい。
・保存は冷蔵5日ぐらい。冷凍可。冷蔵庫から出したらカッチカチになってますが、室温にしばらくおくと戻ります。(レンジにかけたら最初のフワフワに戻ります)
・仕上げに粉砂糖とみせかけて片栗粉をかけてます!どうせ甘味いらんし、溶けないしむしろ好都合。(片栗粉は大福のまわりにたっぷりつけたりするぐらいなので生で食べてもこの量だと全然問題ない)