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モノトーンのキッチンがもっと引き立つコツって?~エリオットゆかりさんの「世界一楽しいわたしの台所」

モノトーンのキッチンがもっと引き立つコツって?~エリオットゆかりさんの「世界一楽しいわたしの台所」
気になるあの人に、お気に入りのキッチンをご紹介いただく「世界一楽しいわたしの台所」。今回は、『Food&Lifestyle Diary~from England~』のエリオットゆかりさんの登場です。憧れの海外での暮らしから、わが家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツ、見つかるかもしれませんよ。
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2017/11/28
2021/10/07
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エリオットゆかりさんの「世界一楽しいわたしの台所」

バーカウンターのようなアイランドキッチン

ロンドン郊外にお住いのエリオットゆかりさん。「シンプルモダン」をテーマに、白い壁とツヤ感のあるタイルの床を基調にしたキッチンは、インテリア雑誌の1ページのようです。

アイランドタイプのキッチンは、「おうちにいてもおしゃれなバー気分で座れるカウンター席を作りました」とのこと。黒のラメ入りのカウンターに、同じ色であわせたカウンターチェア。ご自宅でお料理教室を開催するときには、カウンターの周りに生徒さんがぐるりと10人座ることができます。
もともとはお料理教室をイメージした空間ではなかったそうですが、「今ではお料理教室をするためにこの家に引っ越してきた、とさえ思えます」

無駄がなく、落ち着きがあって、「なにより収納が多く、お料理の仕事をする私にはとってもありがたい理想のキッチンです」。扉の内側にもたくさん引き出しがあったりと、イギリスのキッチンの設計は使う人の視点で、とてもよく考えられているとか。

キッチンの片隅には「モノトーンなので冷たい空間にならないように」と、木の温かみを感じるサイドボードをセット。キッチンスケールやターナーなどのキッチンアイテムや、やさしさや温もりを感じるキュートな小物たちを、見せるインテリアとしてディスプレイしています。クールな雰囲気の中に、ほんのちょっぴり「甘さ」をプラス。エリオットさんがそっと小物を飾る様子が目に見えるようですね。

使いたいものが一目瞭然!

「郊外にある家なので、収納スペースもかなり多くとても助かっています」というエリオットさん。カウンター下のスペースには、お鍋やフライパンなど大き目のアイテムたちを収納。タジン鍋など大きなものもすっぽり収まります。扉を開ければ使いたいものが一目瞭然、「すぐにイメージ通りのお料理に取りかかれます!」

イギリスならではの工夫って?

東向きの窓から広々としたお庭を臨むダイニング。窓も大きく、さらに天窓もあってこれ以上ない開放感です。「イギリスは雨が多かったり、また冬はとても早い時間から暗くなるので、少しでも長く外の光を取り入れられるようになっています」

白い大きなダイニングテーブルは12人は座れる大きなもの。「お客様をお呼びしておもてなしをすることが好きなので、選ぶときはそんなことも考慮に入れていたんだと思います」。テーブルも椅子も、水拭きできる素材で掃除のしやすさは◎です。

新築の今のお住まいの前は、じつは19世紀のビクトリア時代の『ピリオドハウス』と呼ばれる歴史ある建物がエリオットさんのマイスイートホーム。そこで、引越しのときには家具をすべて買い直すことになったとか。「このテーブルも、時間もあまりないなかで選びましたが、思いのほか使いやすくて気に入っています」

***

エリオットさんの収納のルールのひとつが、「箱に入ったままだと使わないことも多いので、食器などは箱からすぐに出して、箱は思い切って処分するようにしています」というもの。
せっかく買ったり、頂いたりした素敵なものですから、「できるだけ箱から出して、日々食卓に使ってこそですよね」。人にも、モノにも、そしてキッチンにもやさしさを――。毎日をもっと豊かで楽しくするヒント、またひとつ教えていただきました。

エリオットゆかりさんのプロフィール

★エリオットゆかりさんのmyレシピブック
http://www.recipe-blog.jp/profile/8283

2000年にイギリスに移住、2人のお子さん、イギリス人のご主人との暮らしや海外の食、ライフスタイルを綴ったブログが大人気。自宅ではサロンスタイルの料理教室を主宰。著書に『エリオットゆかりのシンプルなごちそう』(宝島社)『ホントはおいしいイギリス料理』(主婦の友社)など著書も多数。オフィシャルサイトはリニューアルされてますます見やすく!

エリオットゆかりオフィシャルサイト「毎日のお料理をもっと楽しく!」
https://yukari-elliott.com
エリオットゆかりオフィシャルブログ「Food & Lifestyle Diary 」
https://ameblo.jp/yukari-elliott/
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