見る人の心をつかむ「無造作感」の作り方:大人気クッキングラマー・mizukudasaiさんに聞く<前編>

見る人の心をつかむ「無造作感」の作り方:大人気クッキングラマー・mizukudasaiさんに聞く<前編>
Instagramでお料理を楽しむ「クッキングラマー」の皆さんへのインタビュー。第9回は、ワイルドな印象ながら細部にまでこだわって作り込んだ完成度の高いお料理写真で大人気のクッキングラム・アンバサダー、mizukudasaiさんの登場です!mizukudasaiさんならではのスタイリングの秘密や、今ハマっていることなど幅広くお伺いしました。前編後編に分けてお届けします!
フーディストノート
フーディストノート
2018/09/18
2022/09/30
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mizukudasaiさんのプロフィール

長野県諏訪郡下諏訪町在住、メーカー勤務のサラリーマン(事務職)で3児のパパ。食品や調理器具のモニター活動をはじめ、各種メディアへのレシピや画像の提供、カタログや看板用画像の提供、イベントでのデモンストレーション等を行っている。

Instagram ID:mizukudasai
https://www.instagram.com/mizukudasai/



―mizukudasaiさんがお料理をはじめたのはいつ頃、どんなきっかけだったのですか?

明確にどんなきっかけで、いつから料理を始めたか記憶がありませんが、母親が料理好きだったので、幼少の頃から、母親と一緒に料理をしていました。

なかでも食材の買い出しはいつも楽しみで、中学生や高校生になっても、母親と一緒に食材の買い出しに行っていましたが、決してマザコンではありません(笑)。

―Instagramを始めたのはいつ頃、どんなきっかけでしたか?

2015年の冬に、スマートフォン(Android)をiPhoneに変えたときになんとなくダウンロードしたんですよね。本当になんとなく…それがこんなことになるとは思ってもみませんでした(笑)。

―Instagramをやるようになって、なにかこれまでと変わったことはありますか?

もともとカメラや写真を撮ることが好きでしたが、その熱にさらに火がついて、カメラやレンズを買ってしまいました。

また、料理が趣味であることをあまり周囲には話しておらず、家族に振る舞う程度の閉鎖的な趣味だったのですが、Instagramに料理を投稿するようになってからはオープンな趣味へと変わり、Instagramを通じて料理や写真など共通の趣味を持つ方々との交流が増え、仲間が増えました。

―現在、主に使っておられる写真撮影の機材を教えてください

カメラはキヤノンのフルサイズ一眼レフを使用しています。また、夜間に撮影することが多いので、照明やスピードライトを使用し、必ず三脚で固定して撮影するよう心がけています。

―撮った写真は加工していますか?加工している場合は、どんなアプリやツールを使って、どんな印象に仕上げていますか?そのような印象に仕上げる理由があればそれについても交えて教えてください

加工しているものとそうでないものとありますが、AdobeのLightroomで編集しています。
また、Instagramの加工機能を使うこともありますね。

撮り方についても、加工の方法についても、ワンパターンにならないよう、様々な作風にチャレンジし、感性やテクニックを磨くようにしています。

時には暗めに、時には明るめに、横から撮ったり、上から撮ったりと色々試していますが、色々な作風の画を作るなかにおいても、必ず自分らしさ、自分の色を表現するように心がけています。

―ご自分らしさ、ご自分の色ということでmizukudasaiさんといえば、豪快な中に繊細さが垣間見えるスタイリングと写真表現に非常に魅力を感じるのですが、その点、ご自身としてはどう思われますか?

スタイリングや写真表現の前に、まず手間ひまをかけて繊細かつ丁寧な料理をするように心がけています。その上で、写真の中では男らしさを表現するために、スタイリングで「無造作感」を演出するようにしています。しかし、あくまで無造作“感”であって本当に無造作にしている訳ではなく、実はかなり時間をかけていて、ピンセットで盛り付けを調整するなど、細かい作業も伴いながら緻密に作り込んでいっています。

また撮影においても、シズル感を出すためにしっかりとピントを合わせ、光の量や角度も、時間をかけて色々調整しています。豪快そうに見えて、料理もスタイリングも撮影も繊細な作業の方が多いです(笑)。

―食器や小物などは、どんなものがお好きですか?どのように見つけて購入することが多いですか?

質実剛健なプロ仕様のモノが好きです。

多少値が張っても、品質が高く永く愛着を持って使えるものに目が行きます。食器類も、手荒く扱っても壊れにくく、食洗機にもガンガンかけられるような業務用のものが多いですね。

特に道具が好きなので、鍋や包丁にはこだわりを持って使う品を選んでいます。鍋はSTAUBが好きなので、大小様々なサイズのSTAUBを持っていて、煮込みやオーブン料理等に使っています。

ナイフはZWILLINGのものを用途別に十数本用意し、大切に使っています。自分のお気に入りのナイフは妻にも使わせません(笑)。

食器はイタリアのサタルニアの白い食器を好んで良く使っています。スタンダードなデザインですが、なんでもない普通のパスタでも、サタルニアの食器に盛りつければイタリアンレストランのような雰囲気になるほか、中華や和のテイストにもしっくりくるので、我が家では出現頻度が高いですね。

―mizukudasaiさんが一番好きなお料理と、その理由を教えてください!

自分自身が肉を食べるのが好きなので、肉料理が一番好きです。

あと、パン作りも好きです。自宅近くに自分好みのパン屋さんが少ないので、いつしか自分の食べたいパンを自分で作るようになりました。

―以前のプロフィール写真から、すごく体を鍛えていらっしゃる印象なのですが、筋トレはどういうきっっかけでなさるようになったのですか?

今ではすっかりお料理キャラクターですが、実は学生時代と、社会人になってからもアメリカンフットボールの選手だったんです。なので、学生の頃から筋トレはライフワークでした。アメフトを引退してから、筋トレ熱がさらに熱くなり、週3~4回はジムに通い、筋肉を使い切り、動けなくなるまでハードトレーンングをしていました。

ちなみに以前は、料理写真ばかりだと女性に間違われることが多かったのですが、最近はそんなこともなくなりました。過去には筋肉画像を投下して誤解されないようにしていました。

最近は仕事が忙しくなかなかジムにも行けず、だらしない体に変形しています(笑)。

* * *

mizukudasaiさんならではの一見ワイルドで無造作な印象のお料理写真は、実は繊細で緻密な作業の賜物だったのですね!並々ならぬ食材や道具へのこだわりと愛情もまた、言葉にできない不思議な魅力となって見る人を惹きつけているのだと思いました。

後編はInstagramから広がった地域貢献などのエキサイティングな展開や、mizukudasaiさんご自身が今ハマっていることなどについてお伺いしていきます!

後編は9月27日(木)公開予定です。お楽しみに!

 

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