今からでも間に合う!「筑前煮」でお正月を迎えよう
こんにちは!フーディストノートアンバサダーのくにこキッチン(やのくにこ)です♪
今年もあとわずか。みなさんはどんな1年でしたか。
私はおいしいものをよく食べ、手軽でおいしいものをたくさん作りました。食べることをおいしく、楽しく感じられることが幸せだと思える1年でした。来年もみなさんに少しでも役立つ情報をお届けしたいと思います。
さて、年末のおせち料理づくりは、家族が少なかったり、子どもが食べなかったりして、作らないというご家庭も多いかもしれませんね。今回は普段の食卓にも活用できる「筑前煮」をご紹介します。「お煮しめ」は野菜だけで作りますが、「筑前煮」は鶏肉などが入るので、食べ応えがある普段使いにもおすすめの煮物です。
ちょっとだけ頑張って、これさえあれば、なんとなくお正月の手作り感が出るような気がします。
筑前煮やお煮しめに使われる野菜には、1年の幸せを願う意味もあります。れんこんは遠くを見通せるように、里芋は子孫繁栄を願い、六角形(亀甲形)に切るのは縁起を担ぐため、にんじんの赤は魔よけ、梅の形に切ると生命力や運気上昇などの意味が込められているそうです。こんにゃくの手綱結びは縁を結ぶという意味、ごぼうは根を張ることから一家安泰など、おせち料理は食のパワースポットかもしれませんね。
筑前煮やお煮しめに使われる野菜には、1年の幸せを願う意味が込められています。
れんこんは遠くを見通せるように、里芋は子孫繁栄を願って。六角形(亀甲形)に切るのも、縁起を担ぐためです。
にんじんの赤は魔よけ、梅の形に切ると生命力や運気上昇の意味があるとされ、こんにゃくの手綱結びは縁を結ぶこと、ごぼうは根を張ることから一家安泰を表します。
おせち料理は、まさに食のパワースポットかもしれませんね。
「筑前煮」レシピ

材料
- 乾ししいたけ…30g
- にんじん…100g
- たけのこ…100g
- れんこん…200g
- ごぼう…100g
- 里芋…200g
- こんにゃく…150g
- 菜の花…100g
- 鶏もも肉…200g
- 乾ししいたけの戻し汁…250ml
- A だし醤油・本みりん・酒…各大さじ2
- 米油…小さじ2
作り方
1. 乾ししいたけは洗ってたっぷりの水にひと晩浸けて戻す。戻ったら軽く絞っておく。
2. にんじんは8mm程度の輪切りにし、梅の花型に抜く。たけのこは一口大に切り、れんこんは皮をむいて8mm程度の輪切りにする。ごぼうは包丁の背で皮をむき、乱切りにする。里芋は上下を落とし、六角形に皮をむく。菜の花は4cm程度の長さに切る。こんにゃくは8mm程度の厚さに切り、中央に切れ目を入れ、片方の端を中に通して手綱結びにする。鶏もも肉は小さめの一口大に切る。
3. フライパンに油を入れて中火で熱し、皮を下にして時々上下を返しながら5分程度焼く。すべての野菜を入れて混ぜ合わせ、しいたけの戻し汁とAを加え、落としぶたをして10分煮る。菜の花を加えて1分煮たら、そのまま冷ます。
ポイント
- 煮上がったら火を止めて冷ますことで、味が染み込みます。
- 菜の花の代わりに絹さやなど青いものがあると仕上がりが明るくなります。
- にんじんは梅の花型に抜き、花弁の部分に切り込みを入れて斜めに削ぐと、立体的な花に見えます。
- ひと手間かけることで見栄えがよくなりますが、にんじんは輪切りのまま、里芋も丸く皮をむいても構いません。
- 落としぶたはオーブンシートなどを使い、具材の上に置くだけで汁が対流し、少ない煮汁でも煮えやすくなります。
- 材料の皮をむいたり切ったりするのが手間に感じるかもしれませんが、あとはフライパンで煮るだけなので、意外と手軽に作れます。
保存期間
冷蔵で5日保存できます。

手軽においしく作れる「田作り」や「伊達巻き」など、くにこキッチンのブログにもありますので、参考にしてみてくださいね。

2024年「フーディストアワード Instagram部門」入賞。おいしさとかわいさ/美しさを両立するレシピや盛り付けのアイデアを、丁寧な解説を添えてInstagramで発信中。
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