【海外ドラマ飯】『大草原の小さな家』みたいな、ほっこり系「土曜日のパンケーキ」の作り方。
「ひきわりとうもろこしパン」からインスパイア、素朴で心温まるパンケーキ
『大草原の小さな家』は、強くて頼もしく、バイオリンが得意な“父さん”ことチャールズと、やさしく美しい“母さん”のキャロライン、そして個性的なメアリー、ローラ、キャリーの3姉妹の成長を描いた珠玉のホームドラマ。作家ローラ・インガルス・ワイルダーの自叙伝小説が原作で、アメリカでは全9シーズンに渡り放送されました。
幌馬車に乗る父さんと母さんが見守るなか、アメリカンカントリーなワンピースをまとった3姉妹が丘を駆け下りてくるオープニングシーン!一度は目にしたことがあるのでは。
そんなドラマに登場した、開拓時代のアメリカの素朴な家庭料理の数々。今回は、母さんがいつも子どもたちに作っていた「ひきわりとうもろこしパン」に思いをはせながら、コーンミールを加えた素朴で心温まる味のパンケーキを作りました。名づけて、「土曜日のパンケーキ」です。
ふわっと香り立つ、とうもろこしのやさしい風味やほろほろした食感ががほっこりさせてくれますよ。ローラたちのように馬車の中で食べるわけにはいきませんが、ドラマさながらに、糖蜜をかければ瞼の裏に大草原が広がりそう!たくさん焼いて家族で食べてくださいね♪
■材料 2人分
(粉類)
コーンミール…150g
小麦粉…30g
ベーキングパウダー…小さじ1.5
ブラウンシュガー…大さじ2
牛乳…230ml
バター…適量
■作り方
【1】
ボウルに粉類を入れよく混ぜたら、牛乳を少しずつ加えヘラで混ぜ合わせます。
【2】
熱したホットプレートにバターを溶かし、生地をおたまで掬い入れ、中低温でじっくり焼きます。
【3】
両面を色づくまで焼き、竹串を通して中まで火が通っていれば出来上がり!
お好みで焼き上がりにたっぷりメープルシロップをかけたり、バターをのせたり。甘さはないので、朝ごはんにチーズやハムと合わせても美味しいですよ。冷めたら固くなりやすいので、温め直して食べてくださいね。
世界中で高視聴率を獲得し、日本でも8年もの間放送が続いた『大草原の小さな家』。苦難も多い開拓者暮らしを、家族一丸となって乗り越えるインガルス一家の物語は、放送から40年以上経った今でもファンの多い名作中の名作です。
そんなドラマを、そしてドラマを見ていた頃の土曜日を思い出させてくれるようなやさしい味のパンケーキ。ぜひ作ってみてくださいね。