市販のスポンジで簡単!「焼かないブッシュドノエル」の作り方
どうも、ぼくです。
今年もやってきました…クリスマス!!
先日、保育園でサンタさんの絵本を読んで帰ってきた次男(5歳)が、
「ぼくの家はえんとつがないけど大丈夫なんだろうか…」
と、心配して相談してきました。
一応「その日は、玄関の鍵を開けておくから入ってこれるよ!」
と言ってみたのですが、その案はお気に召さず…。
(サンタはソリで空を飛んでいるから、地面にはいないらしい)
結局、自室(2階)の窓を開けておくという話でまとまりました。
子ども達の自室…ベランダがないんですよ…。
わが家にくるサンタさん…なんてハードな(笑)
さて。クリスマスといえば、クリスマスケーキですよね!
去年も連載で、市販のスポンジケーキ+どんぶり+スプーンで作る
デコレーションケーキのレシピをご紹介させていただきました。
どんぶり&スプーンでOK!超簡単「スノードームケーキ」の作り方【クリスマス】
今年も、できる限り簡単で、市販のスポンジで作れる「焼かないケーキ」がいいな~
…と思い、いろいろ作ってみたのですが、去年とはまた違ったかわいらしさのケーキができたので、
本日はこちらのレシピをご紹介させていただこうと思います。
市販のスポンジで!「焼かないブッシュドノエル」レシピ

そう。今回は「ブッシュドノエル」!!
白いデコレーションケーキももちろん素敵ですが、ブッシュドノエルはクリスマス限定!!って感じがして、個人的にかなり好きです。ただ、ブッシュドノエルって、ロールケーキを作らないとあの形にできないんですよね…。
「「だったら、いつものスポンジ台で作ってみたらいいじゃない」」
…ということでできあがったのが、切られる前はさぞかし大木であったであろう、激太な切り株のブッシュドノエルです(笑)!!!

今回ももちろん、市販のスポンジ台を使用し、ナッペはスプーンを使って行います。
(ちなみに切り株の年輪は、菜箸を使っています)

それでは、いってみよう~~!
分量
5号サイズスポンジ1台分/約4人分
材料
- A 刻んだ板チョコ(ビター)…2枚(100g)
- A 生クリーム…100g
- B 刻んだ板チョコ(ミルク)…1枚(50g)
- B 生クリーム…50ml
- 生クリーム…150ml
- C 砂糖…20g
- C 水…50ml
- 市販のスポンジ(5号サイズ)…1台
- いちご…1パック
- 粉糖やピックなど…適宜
作り方
1. はじめにガナッシュを作っていきます。
耐熱ボウルにAを入れたら、電子レンジ500Wで1分30秒加熱!

ゴムベラや泡だて器で、中央部分を細かくクルクル混ぜます。

すると中央にどんどんガナッシュが作られていきます。

全体が均一になるまで混ぜ続けると、光沢のあるきれいなガナッシュができあがります。このまま常温で少し置いて、粗熱を取りましょう!

今作っているガナッシュは、ケーキの側面に使います。絞り袋にお好みの口金をセットしたら、口金のすぐ上の袋の部分をぐるっとひねって絞りましょう。こうすることで、まだゆるいガナッシュが口金からこぼれてしまうのを防ぎます。

コップや軽量カップなどに絞り袋をセットしたら、少し冷めたガナッシュを流します。

このとき、口金が真下ではなく、横を向いているとGOOD!このまま冷蔵庫に入れて、ガナッシュが固まるまで1~2時間冷やします。

2. 続いて、チョコ生クリームを作っていきます。
耐熱ボウルにBを入れたら、電子レンジ500Wで50秒加熱!

先ほど同様、泡だて器で中央部分を細かくクルクル混ぜます。

きれいなガナッシュができあがったら、ここに冷たい生クリーム150mlを少量ずつ加え混ぜていきます。

このとき、生クリームを一気に加えてしまうと、チョコレートの一部分が冷え固まってダマができてしまうので注意!

150ml全て混ぜ終えると、こんな感じの色味になります。

あとはいつもの生クリームと一緒で、別ボウルに用意した氷水に当てて冷やしながらホイップするだけ!チョコレートに砂糖が入っているので、別途で砂糖を加える必要はありません。

通常の生クリームって、泡立てすぎるとボソボソになってしまいますが、チョコレートを加えるとよりボソボソになりやすい!!なので、混ぜすぎないように様子を見ながらクリームを泡立てていきます。

クリームを持ち上げたときに、ツノが立つくらいになったら完成です。

3. ケーキを組み立てる前に、下準備!
いちご4~5個はヘタを除き、縦に4等分にスライスしておきましょう。

また、これはなくても作れるのですが…、もし余裕があるならケーキシロップを作っておくのがおすすめ。スポンジにシロップをしみ込ませてから生クリームを塗ることで、よりしっとりとしたケーキスポンジを楽しむことができます。
作り方はすごく簡単で、耐熱容器にCを入れてよく混ぜたら、電子レンジ500Wで1分加熱するだけ!

今回は砂糖と水だけの材料ですが、ここに洋酒小さじ1を加えると、風味がUPします。

4. ケーキを組み立てていきましょう!
市販のスポンジ5号サイズ(直径15cm)を開封。もしカットされていないタイプなら、横半分に切って使います。

スポンジをひとつ置いたら、ケーキシロップを表面に塗ります。

そこにチョコ生クリームをひとすくいのせ、

大きいスプーンの背を使って平らにならします。

カットしておいたいちごを敷き詰めたら、

先ほどと同じくらいの量のチョコ生クリームをのせて

再び平らにならします。もしスポンジからクリームがはみ出てしまっても、スプーンですくって除けばOK!

もう一枚のスポンジにシロップを打ったら

シロップの面を下にしてクリームに重ねます。

残りのチョコ生クリームを上にのせ、再びスプーンの背で平らにならします。表面を整えた後にクリームが余っていたら、側面に塗ります。この後ガナッシュを絞ると隠れてしまうので、きれいにナッペする必要はないです!気楽に塗ってください!

表面が平らになったら、菜箸などの太めの箸で、木の年輪模様をぐるぐる~っと描きます。

これで土台の完成です!

次に、しっかり冷え固まったガナッシュを側面に絞っていきます。一度軽くモミモミしてから使うと、スムーズに絞れるよ!(ガナッシュ絞りで失敗しそう…と怖い場合は、ビター板チョコ3枚+生クリーム150mlを加熱して混ぜ、1.5倍量のガナッシュを用意しておくのがおすすめです)

年輪を覆いすぎないように気を付けながらいちごを並べ、お好みでクリスマス用のピックを刺したら完成!仕上げに粉砂糖を振ると、粉雪が舞ったようにかわいらしく仕上がります。粉砂糖は通常の物を使うと水分に反応してすぐに透明になってしまうので、「溶けにくい粉砂糖(泣かない粉糖)」を使用してください。(100円ショップの製菓コーナーにも置いてあります!)

さすが切り株…ベリー系が映えます!今回はサンタさんではなく、木こりのピックを刺してみました。
ふと…ここに松ぼっくりの飾りがあったらかわいいだろうな~と思い、作ってみたのですが、かなりかわいらしかったので簡単にご紹介しておきますね!チョコパイ1個をよ~くもみもみしてから牛乳を数滴混ぜ合わせ、

3等分して円錐型に整えたら

チョコのコーンフレークを

上から下の順に土台に刺していくだけ。

一度冷蔵庫で冷やしてあげると、しっかりとくっつきます。(4個できたことは無視してください…笑)

ケーキにのせたいちごをいくつか取り除いて、松ぼっくりに置き換えてみたのですが、
…め、めっちゃかわいい!!!!!!より、切り株感が出ました。

ちなみにケーキをカットする際は、計量カップなどにお湯を張って包丁をしっかり温めてから切ると、断面がきれいにカットできます。包丁は1回切るごとに、ついた生クリームやチョコレートをふき取り、再びお湯で温めてから使用してください。

チョコ生クリームはミルクチョコで作っているので甘めの仕上がり、側面のガナッシュはビターチョコで作っているので甘すぎず、大人も最後までおいしく食べられちゃいます!

今回はベリー系の果物を使用しましたが、チョコと相性のよいバナナで作ってもすごくおいしいです。(中をバナナにして、表面だけいちごを使用することで、豪華なのに節約なケーキに!)
そうそう。ケーキは手作りなので、冷蔵保存の場合は2日以内に召し上がってください。
おいしいケーキで素敵なクリスマスが過ごせますように!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、またね。

