
マヨネーズでコクをプラス!「なすと鶏そぼろの甘辛炒め」の作り方
こんにちは、筋肉料理人です。
今日は旬のなすを使った「なすと鶏そぼろの甘辛炒め」をご紹介します。
9月以降に収穫されるなすは「秋なす」と呼ばれ、皮がやわらかく、果肉の甘みや旨みが増して、さらにおいしくなるとされています。近年は残暑が続く年もありますが、秋が深まるにつれ「秋なす」らしい味わいを楽しめます。
今回のレシピではその特徴をいかし、秋なすをレンジで蒸してから鶏そぼろと炒め、甘辛く味付けし、とろみをつけて仕上げます。秋なすのとろっとしたやわらかな食感を楽しめる一品です。
ワンポイント!なすをおいしく調理する方法
なすをおいしく調理する方法はたくさんありますが、皮をやわらかく、果肉をとろっとさせるには、長時間焼くか、油で揚げるのが一般的です。しかし、長時間焼くのは時間がかかりますし、揚げ物は準備や後片付けが大変で、カロリーも気になりますよね。
そこで今回は、なすをあらかじめレンジで蒸してから炒めることで、短時間で簡単においしく仕上げることにしました。さっそくレシピをご紹介します。
「なすと鶏そぼろの甘辛炒め」レシピ
分量
2〜3人分
材料
- 鶏ひき肉(むね) … 150g
- 長なす … 2〜3本(約450g)
- マヨネーズ … 大さじ1
- 刻みねぎ … 適量
- 片栗粉・水 … 各大さじ1(あらかじめ混ぜて水溶き片栗粉にしておく)
A(調味料)
- しょうゆ … 大さじ2
- 砂糖 … 大さじ1と1/3
- 鶏がらスープの素 … 小さじ1
- おろししょうが… 小さじ1/2
- おろしにんにく … 小さじ1/2
- タカノツメ … 1/2〜1本(お好みで)
作り方
1. 長なすは2cm幅の輪切りにし、水にさっとさらします。耐熱皿に並べ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で7分30秒加熱します。
※加熱時間の目安は、長なす1gにつき1秒です。今回は450gなので、約450秒(7分30秒)加熱しました
2. 調味料Aを混ぜ合わせます。水溶き片栗粉も準備しておきましょう。
※タカノツメは小口切りにして加えてください。代わりに一味唐辛子でもOKです。
3. フライパンにマヨネーズを入れ、鶏ひき肉を加えてざっと混ぜたら中火にかけて炒めます。肉がほぐれて火が通ってきたら、1のなすを加えてさらに2分ほど炒めます。
※マヨネーズで炒めることで、鶏そぼろがやわらかくなり、コクのある味に仕上がります
4. 混ぜ合わせたAを加えて強火にし、2分ほど煮ます。火を止め、水溶き片栗粉を数回に分けて加え、その都度よく混ぜながらとろみをつけます。とろみがついたら再び強火にかけ、ひと煮立ちさせてから火を止め、器に盛り付けます。
※最後に強火でひと煮立ちさせることで、とろみが安定します
刻みねぎをちらしてできあがり。
なすと鶏そぼろの甘辛炒めの完成です!
レンジで蒸したなすに鶏そぼろの甘辛あんがからみ、とろっとやわらかくて口当たりも抜群。ピリッとした辛味もアクセントになって、ご飯にもお酒にもよく合います。
そのままおかずとして食べても、ご飯にのせてもおいしい一品です。これから10月にかけて秋なすが店頭に並び始め、値段も安くなります。買う機会があったら、なすと鶏そぼろの甘辛炒めをぜひお試しください。