
まるで本物のうなぎみたい!ボリューム満点「鶏肉となすの蒲焼き丼」
こんにちは、筋肉料理人です。
今日は、「鶏肉となすの蒲焼き丼」をご紹介します。
なすをレンジ蒸して開き、それをフライパンで焼いてたれをからめると、まるで本物のうなぎの蒲焼きのようになります。
レンジで蒸したなすは甘くとろける食感で、単体でも十分おいしいのですが、栄養的にもボリューム的にも寂しいので、鶏むね肉の蒲焼きも一緒に盛りつけます。鶏むね肉も使うことでヘルシーにたんぱく質を追加できます。
フライパン一つで作れる、ちょっとおもしろい、食べておいしいレシピです。
実はご当地グルメ?「なすの蒲焼き」について
なすの蒲焼きは群馬県太田市の飲食店で提供されるご当地グルメで、私が最初にみたのはテレビ番組だったと思います。
おもしろいなとは思っていましたが、その後、レシピ制作で作る機会があり、作ってみたら思ったよりずっとおいしくて驚いた記憶があります。ご当地レシピでは鶏もも肉を添えていたような記憶がありますが、せっかくヘルシーななすを蒲焼きにしているので、鶏むね肉を合わせてみようと思い、今回のレシピにしました。
「鶏肉となすの蒲焼き丼」レシピ
調理時間
25分
材料
2人分
調理時間
- 長なす…2本(1本150g目安)
- 鶏むね肉…ハーフカット1枚(150g)
- どんぶり飯…2杯
- 市販の蒲焼きのたれ…大さじ3
- 練りわさび…お好みで適量
- サラダ油…大さじ1
A
- 片栗粉…大さじ1/2
- 日本酒…大さじ1/2
- 鶏がらスープの素…小さじ1/4
- しょうゆ…小さじ1/4
- おろししょうが…小さじ1/4
- こしょう…適量
作り方
1. 鶏むね肉は1cm弱の厚みの一口大に切ってポリ袋に入れ、Aを加えてもみ込みます。
※鶏むね肉に片栗粉と日本酒をもみ込むことで、加熱しても固くならず、ジューシーさを保てます
2. なすはヘタを切り取り、縦方向に身の厚みの半分くらいまで切り込みます。水でぬらしたら耐熱皿にのせ、ラップをかけて電子レンジ600Wで4~5分、なすがやわらかくなるまで加熱します。
※ラップをかけるときは、端に隙間をあけます。なすから水蒸気が出ると空気が押し出され、冷めたときに水蒸気が水に戻ってぺしゃんこにつぶれてしまうため、水蒸気を逃がすようにします
3. レンジで蒸したなすの切り目に菜箸を差し込んで開きます。熱いので火傷に注意してください。
4. フッ素樹脂のフライパンにサラダ油小さじ1をひき、なすをのせたら、強火にかけて焼き目をつけます。片面に焼き目をつけたら裏返し、フライパンにサラダ油小さじ1を足して焼きます。両面に焼き目がついたら取り出します。
※なすは油と相性がよいので、サラダ油をからめてとろとろ感とコクが増すようにします
5. 同じフライパンにサラダ油小さじ1をひき、1の鶏むね肉を広げてのせたら中火にかけます。片面2分くらいずつ焼いたら火を弱くし、蒲焼のたれ大さじ1をかけてからめたら、どんぶり飯にのせます。
6. 5のフライパンに焼き目をつけたなすを戻し、蒲焼きのたれ大さじ2をかけたら中火にかけ、なすにたれをからませます。たれがからんだら火を消します。
なすの蒲焼きを2~3cm幅に切ってどんぶり飯にのせたら、フライパンに残ったたれをかけます。
※なすの蒲焼きはとろりとした食感でやわらかいですが、野菜の繊維があるため、2~3cmに切ることで食べやすくなります
お好みでわさびを添えてできあがりです。
「鶏肉となすの蒲焼き丼」の完成です!
レンジ蒸しして焼き目をつけ、蒲焼きのたれをからめたなすは、近くで見てもまるでうなぎそのもの。
口に入れると甘いたれの味に焼き目の香ばしさが加わり、蒸しなすのとろりとした食感と甘味でおいしいです。
うなぎとはもちろん違う味なんですが、ご飯に合う味なのは間違いありません。そして鶏むね肉もやわらかジューシーでおいしく、これまたご飯に合う味です。わさびで味変してもいい感じなので、お酒のつまみにしたいときは皿盛りしてもいいです。これから9月頃までは、なすの旬が続き、おいしくて値段も安くなります。「鶏肉となすの蒲焼き丼」をぜひお試しください。