フーディストノートアプリ
オーブンがなくてもOK!ぼくの「気張らないおやつ」
ぼく(@boku_5656)
オーブンがなくてもOK!ぼくの「気張らないおやつ」

まるでビー玉みたい!夏にぴったりな「琥珀糖」がかわいすぎる♪【製氷皿で作れます】

初心者さんでも気張らずに作れる簡単おやつを紹介する人気イラスト料理研究家ぼくさんのフーディストノート公式連載。今回のレシピは、まるでビー玉のようなきれいな見た目の「琥珀糖」です。アレンジも変幻自在に楽しめるので、夏休みにお子さんと一緒に作ってみてくださいね!
2025/07/01
2025/07/01
アイス×ジュースのいいとこ取り♪...
記事一覧

どうも、ぼくです。

 

突然ですがみなさん、琥珀糖をご存じですか?

琥珀糖とは、寒天と砂糖を乾燥させた和菓子で、表面はシャリシャリ!中はぷるっとした食感!

宝石のような見た目から「食べる宝石」とも呼ばれています。

 

ここ数年でどんどん知名度が上がり、いろいろなお店で販売されるようになりました。

涼やかな見た目はまさに「夏」にぴったり!

自分も過去にSNSで「アメジスト」「夜空」な琥珀糖レシピをUPしているのですが、この度、また新たな琥珀糖を生み出してしまったので、本日はそちらのレシピをご紹介しようと思います。

「まるでビー玉のような琥珀糖」レシピ

「まるでビー玉のような琥珀糖」

小さくて丸い製氷皿を使えば、まるでビー玉のような見た目の琥珀糖に!

ベースの水色には、かき氷の「ブルーハワイシロップ」を使っているので、見た目からも、味からも「夏」を感じることができます。

「まるでビー玉のような琥珀糖」

通常、琥珀糖を作るときは糸寒天+お水+砂糖をお鍋で加熱するのですが、今回は粉寒天を使用し、電子レンジで作れるように調整しました。

夏のこの時期…電子レンジ調理ってめっちゃありがたいですよね(苦笑)

「まるでビー玉のような琥珀糖」

使用するシロップや、着色料、透明の寒天液を入れるタイミングを変えれば、好きな色合いのビー玉琥珀糖に仕上げることができちゃう!

↓例:単色のビー玉の色味に寄せた琥珀糖

「まるでビー玉のような琥珀糖」

それでは、いってみよう~~~!

分量

琥珀糖22個分(丸い製氷皿1枚分)

材料

  • ブルーハワイシロップ…小さじ6(大さじ2)
  • 赤色・青色着色料…お好みで適量
  • A 水…200ml
  • A 粉寒天…4g
  • B 砂糖…200g
  • B レモン汁…小さじ2

作り方

1. まずは色作り!

今回は、透明+水色+青色+赤紫色の寒天液を作って琥珀糖にしていきます。

小皿3つにブルーハワイシロップをそれぞれ小さじ2ずつ入れたら

「まるでビー玉のような琥珀糖」

ひとつはそのまま。ひとつには赤色着色を微量加えて

「まるでビー玉のような琥珀糖」

赤紫色に。

「まるでビー玉のような琥珀糖」

そして最後のひとつには青色着色料を微量加えて、青色に調整します。

「まるでビー玉のような琥珀糖」

だいたい、こんな色合いになりました。

「まるでビー玉のような琥珀糖」

2. 続いて、ベースの寒天液を作っていきます。

大きめの耐熱ボウルにAを入れて

「まるでビー玉のような琥珀糖」

軽く混ぜたら、500Wで4分電子レンジで加熱!

「まるでビー玉のような琥珀糖」

そこにBを加え混ぜ、追加で3分レンジ加熱をしましょう!

「まるでビー玉のような琥珀糖」

加熱後、表面に浮かんだ泡はスプーンでざっくり取り除きます。一応、取らなくても作れるのですが、取った方がきれいな色味に仕上がります。

「まるでビー玉のような琥珀糖」

これでベースの寒天液の完成です。ここからは時間勝負!寒天液が固まる前に手早く作業していましょう!

3. 色付き寒天液を作って、製氷皿に注ぐ

最初に作った3色のシロップに、透明の寒天液を大さじ2ずつ加えて

「まるでビー玉のような琥珀糖」

色付き寒天液を作ります。これで琥珀糖を作る準備ができました!

「まるでビー玉のような琥珀糖」

透明の寒天液を丸い製氷皿に注ぎ(穴の外まであふれないように注意!)

「まるでビー玉のような琥珀糖」

水色、青、赤紫の寒天液をランダムにたらして色や模様をつけます

「まるでビー玉のような琥珀糖」

このまますぐに残りの寒天液を注いでふたをすると、全部混ざってただの水色の琥珀糖になってしまうので、寒天がある程度固まるまで放置します。だいたい2~3分待って、製氷皿を軽く斜めにしたときに液がたれにくくなっていれば、次の工程に移って大丈夫です!

「まるでビー玉のような琥珀糖」

残りの透明寒天液をそ~~~~~っと注ぎ

「まるでビー玉のような琥珀糖」

余っている色付き寒天液(多少固まっていると思いますが、それを入れちゃいましょう!)も全体に散りばめたら

「まるでビー玉のような琥珀糖」

しっかりふたを閉じ、固まるまで冷蔵庫で冷やしましょう!だいたい2~3時間で固まります。

「まるでビー玉のような琥珀糖」

4. 型から取り出し、乾燥させる

寒天が固まったら、製氷皿からやさし~く取り出して、クッキングシートの上に並べます。

このとき、プラスチック製の固い製氷皿だと半分に割れてしまうことも…可能なら、シリコン製がおすすめ!

「まるでビー玉のような琥珀糖」

みてみて…めっちゃビー玉!!!!!

固まった色付き寒天が、またいい模様になっていてかわいい…。

「まるでビー玉のような琥珀糖」

あとは風通しのよい場所やクーラーがきいた部屋で、1~2週間乾燥させて、表面に薄い砂糖の膜ができれば完成です。わが家は猫を2匹飼っているので、いたずら&猫の毛対策として「干物干しネット」に琥珀糖を入れて、扇風機の風を当てて乾燥させています(笑)

「まるでビー玉のような琥珀糖」

\\  2週間経ったものがこちら! //

「まるでビー玉のような琥珀糖」

表面の砂糖が固まってしゃりしゃり~~~!できたてのキラキラした見た目も美しかったけれど、すりガラスのようなやわらかい光の琥珀糖もとってもきれい!

「まるでビー玉のような琥珀糖」

注意点…といっていいのかわからないのですが、一つ補足を。

暑い今の時期にぴったりな見た目の琥珀糖ですが、実は夏場に作るのが不向きだったりします。これは湿度と気温が関係していて、冬場に比べて圧倒的に琥珀糖が乾きにくい!今回自分は2週間ほど乾かしたのですが、まだまだカリカリになっていない琥珀糖もいくつかありました。

「冷蔵庫なら乾燥するし乾くのでは?」…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は逆で!常温よりもさらに乾きにくいです。なので夏場に作る場合は、常温で、気長に乾かしていただければと思います。どうしてもすぐに食べたい場合は、表面にグラニュー糖をまぶして仕上げるのもおすすめです。カリカリ食感ではないけれど、こちらもかわいい!

「まるでビー玉のような琥珀糖」レシピ

今回はブルーハワイをベースに作りましたが、かき氷のいちごシロップやレモンシロップを使った暖色系や、メロンシロップ+青色着色料を使ったターコイズ色な色味にしてもよさそう!アイディア次第でいろんなビー玉琥珀糖が作れるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、またね。

アイス×ジュースのいいとこ取り♪...
記事一覧
お知らせ
アプリのプッシュ通知で人気フーディストさんの連載更新のお知らせが受け取れます♪
関連記事

Campaign キャンペーン

ぼく(@boku_5656)さんのこれまでの記事
この記事のキーワード
ぼく(@boku_5656)さんのプロフィール
ぼく(@boku_5656)

イラスト料理研究家。かわいいイラストで紹介するアイデアレシピが人気を博し、第1回「料理レシピ本大賞 in Japan」のお菓子部門にて準大賞を受賞。最新刊『多幸感で満たされる~! ぼく流 禁断のスイーツ』(ワニブックス)を含め、全12冊の著書がある。

 

<X>
ぼく・イラストレシピ(@boku_5656)

ぼく◒レシピ試作垢(@bokun_bokun)

 

<Instagram>
ぼく・イラストレシピ(@boku_5656)

 

<YouTube>
ぼくマロ手間抜きレシピ

 

<ブログ>
BOKUの簡単ンまい飯ブログ

 

<TikTok>
ぼく(@boku_5656)

 

※ぼく(@boku_5656)さんへの取材・仕事依頼はこちら