
豆腐でかさ増し&味に妥協なし!鶏ひき肉の「塩ハンバーグ」の作り方
こんにちは、筋肉料理人です。
今日は鶏ひき肉と豆腐を使った「塩ハンバーグ」レシピをご紹介させていただきます。
鶏ひき肉を使うので合いびき肉よりも材料費を抑えられ、さらに豆腐でかさ増しすることでより節約に。
ボリュームたっぷりでも低カロリー。お腹いっぱい食べても、食後が軽いのがいいところです。そしてもちろんですが味も妥協なし、豆腐をたっぷり使いますが、いかにもハンバーグって味に仕上げます。
豆腐でかさ増ししたハンバーグをおいしく作るには、まず豆腐の種類選びが重要です。豆腐にはソフト、絹、木綿、厚揚げ等いくつか種類があります。
ソフト豆腐と絹豆腐は水分が多く、水切りしにくいので向いていません。木綿豆腐と厚揚げはどちらも水分量が少ないので向いていますが、厚揚げは油で揚げているので風味が強いです。ですので、今回は水分量が少なく、ハンバーグの風味に合う木綿豆腐を水切りして使いました。
そしてもう一つ、ハンバーグをおいしく作るコツなんですが、やっぱり炒め玉ねぎにつきると思います。玉ねぎを炒めてあめ色にし、玉ねぎの甘味をメイラード反応で旨味に変え、旨味と風味を入れる。これが大事でしょう。そして、今回は豆腐を使うので、その風味をどうするかです。豆腐の風味が何より好きって方はそのままでいいですが、ハンバーグ寄りが好きって方も多いでしょう。よりハンバーグらしい風味にするため、おろしにんにくを加えます。豆腐の風味は意外と強いため、にんにくの香りを加えてバランスを取ります。
それでは、作り方をご紹介していきます。
豆腐でかさ増し!鶏ひき肉の「塩ハンバーグ」レシピ
調理時間
30分(豆腐を水切りする時間は除く)
分量
4人分
材料
- 鶏ひき肉…200g
- 木綿豆腐…1/2丁 (200g)
- 玉ねぎ(みじん切り)…1個 (200g)
- サラダ油…大さじ1
- 塩…適量
- お湯…1/4カップ
- A パン粉…大さじ6
- A マヨネーズ、片栗粉…各大さじ2
- A おろしにんにく…小さじ1/2
- A 塩、鶏がらスープの素…各小さじ1/2
- A 黒こしょう…小さじ1/3
作り方
1. (豆腐の水切り)木綿豆腐を大きめの皿にのせ、その上に小さめの皿をかぶせます。600mlのペットボトルに水を入れて重しにし、1時間ほど水切りします。
※600~800gくらいの重しをするといいので、そのくらいの重さの物をのせるといいです。ペットボトルだと落ちても割れないので安全です
2. (玉ねぎを炒める)玉ねぎはみじん切りにします。フライパンにサラダ油小さじ1をひき、玉ねぎを強めの中火で5分ほど、焦げないように混ぜながら炒めます。濃いめのあめ色になったら取り出して冷まします。
※色づいてくると焦げやすくなるので、火加減を注意してください
※炒めた玉ねぎは金属製のバットに広げて入れると冷めやすいです
3. (肉だねを作る)ボウルに水切りした木綿豆腐を入れてつぶします。Aを加えて混ぜ、鶏ひき肉を加え、粘りが出るまでしっかり練ります。4等分し、小判型に形を整え、中央を軽くへこませ、薄く小麦粉をまぶします。
※Aのマヨネーズの効果でハンバーグがふっくらやわらかになります
※肉だねを小判型に整えた後、クッキングシートの上に置くと、くっつかないので小麦粉をまぶしやすいです。小麦粉をまぶして焼くことで、ジューシーさが増します
4. (ハンバーグを焼く)フライパンにサラダ油小さじ2をひいて中火にかけ、3の肉だねを入れて焼きます。2~3分焼いて焼き目がついたら裏返し、お湯1/4カップを加えてふたをし、弱めの中火で5~6分蒸し焼きにします。ふたを外し、中火で焼いて水分を飛ばしたらできあがりです。
皿に盛り付け、ブロッコリーとミニトマトを添え、皿の端に塩を盛り付けます。
豆腐でかさ増しをした、鶏ひき肉の「塩ハンバーグ」の完成です!
表面はカリッとしていますが、箸で簡単に切れるやわらかさです。そのまま食べると焼き目の香ばしさを感じ、噛むと肉感となめらかな食感があり、旨味のある塩味が口に広がります。肉の旨味と一緒に豆腐の風味がかすかに残る感じで、なめらかな食感で豆腐が入っているとわかる程度、とてもおいしいです。
味変で後から塩をつけて食べると、味が引き締まり、ご飯やビールがすすみます。
豆腐が入っているので冷めてもやわらかく、お弁当のおかずにもおすすめ。今回は主菜として作ったので、大きなハンバーグサイズにしていますが、肉だねを8等分、あるいは16等分にして焼き、それを冷凍して作り置きするのもいいでしょう。ぜひお試しください。