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豆腐でかさ増し&味に妥協なし!鶏ひき肉の「塩ハンバーグ」の作り方

「鶏肉」を使ったおいしい料理を紹介する人気フーディスト筋肉料理人さんの公式連載。今回のレシピは、豆腐でかさ増しをした、鶏ひき肉の「塩ハンバーグ」です。豆腐と鶏ひき肉を使うから材料費もカロリーも抑えられるうれしいレシピ。かさ増しをしていますが、味も妥協することなくおいしく仕上げています。
2025/03/17
2025/03/17
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1kgのボリュームを作り置き!「...
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鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

こんにちは、筋肉料理人です。

今日は鶏ひき肉と豆腐を使った「塩ハンバーグ」レシピをご紹介させていただきます。

鶏ひき肉を使うので合いびき肉よりも材料費を抑えられ、さらに豆腐でかさ増しすることでより節約に。

ボリュームたっぷりでも低カロリー。お腹いっぱい食べても、食後が軽いのがいいところです。そしてもちろんですが味も妥協なし、豆腐をたっぷり使いますが、いかにもハンバーグって味に仕上げます。

豆腐でかさ増ししたハンバーグをおいしく作るには、まず豆腐の種類選びが重要です。豆腐にはソフト、絹、木綿、厚揚げ等いくつか種類があります。

ソフト豆腐と絹豆腐は水分が多く、水切りしにくいので向いていません。木綿豆腐と厚揚げはどちらも水分量が少ないので向いていますが、厚揚げは油で揚げているので風味が強いです。ですので、今回は水分量が少なく、ハンバーグの風味に合う木綿豆腐を水切りして使いました。

そしてもう一つ、ハンバーグをおいしく作るコツなんですが、やっぱり炒め玉ねぎにつきると思います。玉ねぎを炒めてあめ色にし、玉ねぎの甘味をメイラード反応で旨味に変え、旨味と風味を入れる。これが大事でしょう。そして、今回は豆腐を使うので、その風味をどうするかです。豆腐の風味が何より好きって方はそのままでいいですが、ハンバーグ寄りが好きって方も多いでしょう。よりハンバーグらしい風味にするため、おろしにんにくを加えます。豆腐の風味は意外と強いため、にんにくの香りを加えてバランスを取ります。

それでは、作り方をご紹介していきます。

豆腐でかさ増し!鶏ひき肉の「塩ハンバーグ」レシピ

調理時間

30分(豆腐を水切りする時間は除く)

分量

4人分

材料

  • 鶏ひき肉…200g
  • 木綿豆腐…1/2丁 (200g)
  • 玉ねぎ(みじん切り)…1個 (200g)
  • サラダ油…大さじ1
  • 塩…適量
  • お湯…1/4カップ
  • A パン粉…大さじ6
  • A マヨネーズ、片栗粉…各大さじ2
  • A おろしにんにく…小さじ1/2
  • A 塩、鶏がらスープの素…各小さじ1/2
  • A 黒こしょう…小さじ1/3

作り方

1. (豆腐の水切り)木綿豆腐を大きめの皿にのせ、その上に小さめの皿をかぶせます。600mlのペットボトルに水を入れて重しにし、1時間ほど水切りします。

※600~800gくらいの重しをするといいので、そのくらいの重さの物をのせるといいです。ペットボトルだと落ちても割れないので安全です

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

2. (玉ねぎを炒める)玉ねぎはみじん切りにします。フライパンにサラダ油小さじ1をひき、玉ねぎを強めの中火で5分ほど、焦げないように混ぜながら炒めます。濃いめのあめ色になったら取り出して冷まします。

※色づいてくると焦げやすくなるので、火加減を注意してください

※炒めた玉ねぎは金属製のバットに広げて入れると冷めやすいです

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

3. (肉だねを作る)ボウルに水切りした木綿豆腐を入れてつぶします。Aを加えて混ぜ、鶏ひき肉を加え、粘りが出るまでしっかり練ります。4等分し、小判型に形を整え、中央を軽くへこませ、薄く小麦粉をまぶします。

※Aのマヨネーズの効果でハンバーグがふっくらやわらかになります

※肉だねを小判型に整えた後、クッキングシートの上に置くと、くっつかないので小麦粉をまぶしやすいです。小麦粉をまぶして焼くことで、ジューシーさが増します

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

4. (ハンバーグを焼く)フライパンにサラダ油小さじ2をひいて中火にかけ、3の肉だねを入れて焼きます。2~3分焼いて焼き目がついたら裏返し、お湯1/4カップを加えてふたをし、弱めの中火で5~6分蒸し焼きにします。ふたを外し、中火で焼いて水分を飛ばしたらできあがりです。

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ37

こんにちは、筋肉料理人です。今日は鶏ひき肉と豆腐を使った塩ハンバーグレシピを紹介させて頂きます。鶏ひき肉と豆腐を使うので合いびき肉より材料代が安く、ボリュームたっぷりに作っても豆腐なので低カロリー。お腹いっぱいになっても、食後感が軽いのがいいところです。そしてもちろんですが味も妥協無し、豆腐をたっぷり使いますが、いかにもハンバーグって味に仕上げます。

豆腐ハンバーグを美味しく作るコツですが、まずは豆腐の種類の選別です。豆腐にはソフト、絹、木綿、厚揚げ等幾つか種類があります。ソフト豆腐と絹豆腐は水分が多く、水切りしにくいので向いていません。木綿豆腐と厚揚げはどちらも水分量が少ないので向いていますが、厚揚げは油で揚げているので風味が強いです。ですので、今回は水分量が少なく、ハンバーグの風味に合う木綿豆腐を水切りして使いました。

そしてもう一つ、ハンバーグを美味しく作るコツなんですが、やっぱり炒め玉ねぎにつきると思います。玉ねぎを炒めてあめ色にし、玉ねぎの甘味をメイラード反応で旨味に変え、旨味と風味を入れる。これが大事でしょう。そして、今回は豆腐を使うので、その風味をどうするかです。豆腐の風味が何より好きって方はそのままでいいですが、ハンバーグ寄りが好きって方も多いでしょう。普通のハンバーグっぽい風味にする為、おろしにんにくを入れます。豆腐の風味は意外に強いので、にんにくの風味でマスクするわけです。


鶏ひき肉と豆腐の塩ハンバーグ

材料4人分
調理時間

鶏ひき肉 200g
木綿豆腐 1/2丁(200g)
玉ねぎ 1個(200g)
サラダ油 小さじ3
塩 適量

A
パン粉 大さじ6
マヨネーズ、片栗粉 各大さじ2
おろしにんにく 小さじ1/2
塩、鶏がらスープの素 各小さじ1/2
黒こしょう 小さじ1/3

作り方

1.木綿豆腐を大き目の皿にのせ、その上に皿をかぶせます。600mlのペットボトルに水を入れ、皿にのせて重しにして1時間、水切りします。
2.玉ねぎをみじん切りにし、サラダ油大さじ1/2を引いたフライパンに入れ、強めの中火で炒めます。5分程、焦げないように混ぜながら炒め、濃いめのあめ色になったら取り出して冷まします。※色づいてくると焦げやすくなるので、火加減を注意してください。炒めた後は金属製のバットに広げて入れると冷めやすいです。
3.ボウルに水切りした木綿豆腐を入れてつぶし、Aを入れて混ぜます。鶏ひき肉を加えて粘りが出るまで練ります。これを4等分し、小判型に形を整えて真ん中を凹まし、薄く小麦粉をまぶします。※Aのマヨネーズの効果でハンバーグがふっくら柔らかになります。タネを小判型に整えたら、クッキングシートの上に置くと、くっつかないので小麦粉をまぶしやすいです。小麦売をまぶして焼く事で、ジューシーさが増します。
4.フライパンにサラダ油大さじ1を引いて中火にかけ、3)のタネを入れて焼きます。2~3分焼いて焼き目がついたら返し、お湯1/4カップを入れてフタをし、5~6分、弱めの中火で蒸し焼きにします。蒸し焼きにしたらフタを外し、中火で焼いて水分を飛ばしたら出来上がりです。

皿に盛り付け、ブロッコリーとミニトマトを添え、皿の端に後付け用の塩を盛り付けます。

鶏ひき肉と豆腐の塩ハンバーグの完成です!
焼き目がついた見た目はハンバーグそのもの、表面はカリッとしていますが箸で切れる柔らかさです。塩ハンバーグなので最初はそのまま食べると焼き目の香ばしさを感じ、噛むと肉感と滑らかな食感があり、旨味のある塩味が口に広がります。肉の旨味と一緒に豆腐の風味がかすかに残る感じで、滑らかな食感で豆腐が入っているとわかる程度で、とても美味しいです。あと付けで塩をつけて食べると、はっきりした塩味が加わって味変し、ご飯、ビールがいける味になります。
豆腐が入っているので冷えても柔らかく、お弁当のおかずにもおすすめ。今回は主菜として作ったので、大きなハンバーグサイズにしていますが、タネを8等分、あるいは16等分にして焼き、それを冷凍して作り置き惣菜にするのもいいでしょう。鶏ひき肉と豆腐の塩ハンバーグをお試しください。

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

皿に盛り付け、ブロッコリーとミニトマトを添え、皿の端に塩を盛り付けます。

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ

豆腐でかさ増しをした、鶏ひき肉の「塩ハンバーグ」の完成です!

表面はカリッとしていますが、箸で簡単に切れるやわらかさです。そのまま食べると焼き目の香ばしさを感じ、噛むと肉感となめらかな食感があり、旨味のある塩味が口に広がります。肉の旨味と一緒に豆腐の風味がかすかに残る感じで、なめらかな食感で豆腐が入っているとわかる程度、とてもおいしいです。

味変で後から塩をつけて食べると、味が引き締まり、ご飯やビールがすすみます。

豆腐が入っているので冷めてもやわらかく、お弁当のおかずにもおすすめ。今回は主菜として作ったので、大きなハンバーグサイズにしていますが、肉だねを8等分、あるいは16等分にして焼き、それを冷凍して作り置きするのもいいでしょう。ぜひお試しください。

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佐賀県在住の料理研究家。「どこでも手に入る材料で作れるおいしい料理」をモットーに、ブログ・YouTube等で写真や動画を使ったわかりやすいレシピを公開中。著書に『筋肉料理人の男子ゴハンレシピ』『最高の晩酌つまみ』(ともに宝島社)などがある。趣味はニックネームの由来でもある筋トレの他、バイクや熱帯魚など多岐に渡る。

 

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