模様替えの参考に!キッチン&ダイニングの“広見せ”アイデア
鏡を飾って奥行きを
広見せアイテムとしても使えるのが鏡です。部屋に鏡を飾ることで実際にはない奥行きを感じられ、また光を反射して部屋が明るくなるという効果も。こちらは、キッチンの食器棚の扉にDIYで鏡を張り付けるアイデア。鏡はIKEAの30×30cmのサイズのもので、何枚も組み合わせて、はがせるテープで貼り付けてあるそうですよ。
ダイニングにも大きめの鏡を飾ると、奥行きがあるように見せられ、実際の空間よりも広さを感じます。
賃貸のお住まいなどで壁に飾るのが難しければ、姿見や大きなウォールミラーを床置きにしてもいいですね。
物を置かずに平面を増やす
部屋の床は片付けて物を置かず、平面を増やすようにすると、開放感が増して部屋が広く見えるといわれています。これはキッチンでも同じこと。見せない収納にして壁や冷蔵庫、カウンターなどにできるだけ物を置いたり、貼ったりしないと広見せ効果は抜群です。物がないとキッチンリセットも断然しやすくなりますね。
膨張効果のある白でそろえる
白や、淡く明るい色は膨張色といわれ、他の色よりも膨らんで見えたり、広がって見えたりするとされています。たとえば、白い冷蔵庫をお使いなら、冷蔵庫に張り付けるマグネットの小物も同系色でまとめると広見せ効果アップです。とはいえ、貼りすぎは禁物。紙類は頻繁に見るものだけ貼る、スペースの1/3までにするなどルールを決めるのもあり。
ダイニングのテーブルやチェアも、こうして床や壁と同系色の白や淡い色でそろえると広見せ効果は絶大です。さらにこちらのダイニングでは、壁のデコレーションを高い位置に飾って目線を上に向かせ、より開放感を感じさせるテクニックも!
家具を見直して広見せ&作業スペース増!
圧迫感が出ないよう、家具を低くするのも定番の広見せテクニック。こちらのキッチンでは、ずっとお使いだった背の高い食器棚を、思い切って背の低いチェストにチェンジ。以前より食器の出し入れがしやすくなり、チェストの天板で調理や配膳、片付けもラクになったそうですよ。
ダイニングは、テーブルもチェアも少しだけ低い、カフェのようなダイニングソファセットでロースタイルにするという手も。食事から作業スペースまで便利なダイニングテーブルと、ソファの居心地のよさを“いいとこどり”できます。大人はソファを使い、小さなお子さんには少しだけ背の高いチェアを用意してあげると、家族みんなの使いやすさもアップです。
写真からも広見せ効果が伝わるアイデアばかり!模様替えや、家具の買い替えの参考にしてみてくださいね。
※画像提供パートナー:RoomClip