塩麹でとろとろ!「まぐろのユッケ風」レシピと 反抗期の子どもとの向き合い方
いらっしゃい。
ようこそ「ほろ酔い酒場」へ。
今日もお疲れさま、女将のたっきーママよ。
さぁさぁ座ってちょうだい。
今日のおすすめはこれよ。
まぐろのユッケ風、おいしそうよね~。実際おいしいのよ~。
塩麹に漬けることでまぐろがやわらかくほんのり甘く、奥深いおいしさになるの。
塩麹は、粒をしぼった液体タイプ(透明)なのでとっても扱いやすい!もちろん粒があるタイプのものを使ってもOKよ。
それじゃあレシピを書くわね。
「塩麹でまぐろのユッケ風」レシピ
分量
2人分
材料
まぐろ(柵)…150g
卵黄…1個
白ごま…適量
A
塩麹、しょうゆ…各大さじ1
※今回は、ハナマルキの「液体塩こうじ」を使用
ごま油…大さじ1/2
作り方
1. まぐろは1.5cm角くらいに切り、ボウルに入れてAを加えてよく混ぜたら30分ほど冷蔵庫で漬けておく。(時間がなければ10分ほど)
2. 汁気を切って器に盛り、卵黄を落としたら白ごまを散らす。
ビールと合うのよ~~~!
さぁさぁ、これをつまみながらお話聞くわよ。
今日のあなたはどうしたのかしら?
小4の息子が反抗期突入な雰囲気です。反抗期はどう対処されましたか?
これはかなりセンシティブな問題ね。
実は、「子どもの反抗期に悩んでいる」という相談がかなり多いの。
私もそうだったけど、子どもが小さいころは毎日が必死で「大きくなったらラクになれる」と漠然と思っていたけど、大きくなったら大きくなったで想像以上の、別の大変さがあるわよね。
でも、自分の経験談から「こうするといいわよ」なんてアドバイスは私にはできないわ。仮に私がそれで反抗期を乗り越えて、反抗期を脱したとしても、それはうちの子に対しての対処法であって、他の子にも有効とは限らないじゃない?だって、子どもは1人1人違う心を持っているんだから。
今回は、ただの経験談として感じたことを言うわね。あくまでもうちの場合よ。ちょっとまじめな長い話になるから、ビール飲みながらくつろいでちょうだい。
「反抗期」の対処法に正解はない
予想外の反抗期
うちの子は現在20歳と16歳の男なんだけど、長男は小さいころからおとなしくてやさしくて、穏やかを具現化したような子だったの。
対して、次男はとにかくやんちゃで好奇心旺盛、何をしだすか言いだすかわからなくて、小さいころはとっても手を焼いたわ。
ところが、大きくなってから実際に反抗期がひどくて何度も泣かされたのは長男の方だったの。
よく、反抗期は「あって然るべき」とか「ないと大人になったときに爆発する」というけど、わかっていても辛いものは辛いわよね。
あんなにかわいかった子が、あんなにやさしかった子が、口をきかなくなったり無視したり暴言を吐いたり。何度も心が折れそうになったわ。
それが落ち着いたのは、長男に「特発性過眠症」という病名がついた高3年生のころだったわ。周りから理解されにくい病気だったから、私が1番の理解者でいようと思ったの。そして、何があっても口出しせずに見守ることを心がけたのね。
そのころからまた少しずつ会話が増えて、長男に笑顔も増えた気がするわ。
誰かに理解してもらえること、自分を信じてもらえることって、自分に自信を持つことにも繋がっているのかもしれないわね。
干渉を嫌がる思春期
反抗期が激しめだった長男と、反抗期がほとんどなかった次男。何が違うんだろうって考えてみたんだけど、そりゃあその子の性格もあるだろうし、取り巻く学校の環境や友人関係、いろいろな要因があると思うわ。
だけど、うちの場合はなんだけど、私は無意識に長男のことをかまい過ぎていたんだと思うの。少し遅く帰ってきたら心配していたし、1人では何もできないと思っていたから、きっと干渉しすぎていたんだと思うし、心配してばかりいた気がするわ。
一方、次男は小さいころから何でも「自分で」やりたがる子で、実際1人でできていたから、本人の意思を尊重して自由にさせていたし、結構早い時期から「1人の人間」として向き合ってきたのね。
思春期って、体も心も完全な大人ではないけど、もう子どもでもないのよね。小学生でもそう。もうしっかりした考えも自我もあって早い子では小学生で自立心も芽生えている。
ついかまってしまいたくもなるし、心配もするけれど、大人へと成長している証拠だと思って、親としては口出ししたいのをグッとこらえて見守るしかないのかもしれないわね。ただし、自分の行動には責任が伴うことはちゃんと教えないといけないわね。
私も偉そうに言える立場じゃないんだけどね。
信用されていると裏切れない
これは、私の子どもの話ではなく、私自身の10代のころの話よ。
そのころ、私も例にもれず10代の思春期には大好きだったはずの父親が苦手になってね。小さいころは「お父さんと結婚する」と言っていた娘が、顔を合わせれば逃げるように部屋に入ってしまうようになったときに父親がどんな気持ちだったんだろうかと考えると、あのころはごめんねと今からでも謝りたいけど、もう亡くなっているからそれも叶わないわ。
そんな、父親とほとんと口もきかなかったころ、当時付き合っていた彼氏とお泊りすることになったの。そのころはスマホもなかったから、公衆電話から家に電話をしたら、父親が出たのね。
「〇〇ちゃんちに泊まるから」
と私がそっけなく言うと、
「そうかそうか、夜更かしして風邪ひかないようにね。楽しんでおいで~」
何の疑いもなく信用しきっていた父の明るい声を聞いて、罪悪感で涙が止まらなかったわ。
当時私は、父が嫌いで口をきかなかったわけじゃなかったと思うの。ただただ意味もなく、いや、多分かまわれることが、今でいう「うざかった」んだと思うわ。電話を切った公衆電話ボックスの中でボロボロ泣いて、彼氏のところに戻って
「帰る」
えーーーーーーーー!!!!!!(←彼氏の心の声)
とっとと帰って父にびっくりされたわ。
信用されてると思うと、嘘をついたり裏切ることってできないものなのよね。だから私は、どんなときも子どもを信じようと思っているの。でもそれは「うちの子に限ってそんなことするはずないざます!」ってことではなくて、頭ごなしに疑ったり、話を聞かなかったりは絶対しないってことよ。
反抗期はいつ終わるのか、どうしたら終わるのか
結局、いろいろな人の体験談や、専門の方の見解、反抗期の子どもに対する向き合い方や対処法、今はSNSにもあふれているけど、正解なんてないんだと思うわ。
いつ終わるか、どうしたら終わるかは子ども次第。
親はただただ、そうやって1歩ずつ親から離れて成長していくわが子を見守るしかないのよね。だから、あなたの思う通りに子どもに接すればいいと思うわ。(結局丸投げw)
ただ1つだけ私から言えることがあるとすれば、親からしたらまだまだ子どもと思っていても、1人の人間。親の思い通りにならないことだらけだけど、元気でいてくれたらそれでいいと思うわ。
明けない夜はないと嵐も言ってるじゃない?(Love so sweet)
いつか「そんな悩みもあったわね」って、笑いながらまたここで一緒に飲みましょ。
今日もお疲れさま。
乾杯~~~♪