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鍋やフライパンは、しまわなくても大丈夫。豊田亜紀子さんの「世界一楽しいわたしの台所」

鍋やフライパンは、しまわなくても大丈夫。豊田亜紀子さんの「世界一楽しいわたしの台所」
気になるあの人に、お気に入りのキッチンをご紹介いただく「世界一楽しいわたしの台所」。今回は、料理教室『Pinkish Rose Club』を主宰する、家庭料理研究家の豊田亜紀子さんのマイキッチン。わが家にも使えるヒントや、暮らしがもっと楽しくなるコツが見つかるかもしれませんよ。
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2020/10/23
2022/09/29
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豊田亜紀子さんの「世界一楽しいわたしの台所」

キッチンのテーマ、こだわりやお気に入りのポイントを教えてください。

「わが家のキッチンは、リビングルームとはきっちり区切られていることもあって、お料理に集中できる広々空間。シンプルな中にも気品が感じられる『Simple&Noble』がテーマです」

コンロ上の小窓がアクセントになっていますね!

「はい、キッチンを明るくしてくれるのと、出窓なので収納スペースにもなってくれています。ここに並べるのは、とくに使う頻度が高いもの。しめじとにんじん、白菜の和えものを電子レンジ調理するときなど、使わない日は1日たりともないメトレフランセのオーバル型のシリコンスチーマー。フランボワーズカラーでとってもかわいいんですよ。コーヒー好きなので、右端のBIANESSOで淹れるエスプレッソやカプチーノは、レシピを考える時間には欠かせません」

キッチンでお気に入りの場所といえば?

「キッチンにもダイニングセットは置いているのですが、食事は主に隣のリビングで食べるので、ここは私の作業場所兼セカンドダイニングのような感じに。ノーブルなデザインのイタリアンチェアを置いて、私のお気に入りの場所ですね。パソコンもこのテーブルが定位置で、ブログもここで書いています」

そんなキッチンでは、いつも音楽が流れているそうですね。

「お気に入りの曲を流して無心でお料理をするのは、私の至極の楽しみ!学生時代から海外アーティストの曲が好きで、好きなアーティストの曲は今でもCDで買って聞いています。なので、CDプレーヤーもキッチンになくてはならないものです。

最近、プレーヤーに入れっぱなしなのはジャスティン・ビーバーの『Changes』。おかげさまでわが家の2人の子どもたちの英語の成績がいいのは、母親が洋楽ばかり聞いているせいでしょうか(笑)」

キッチン収納のマイルールは?

「毎日、仕事でもプライベートでもヘビーに料理をする生活なので、キッチングッズは常にすぐ手が届くところに置くようにしています。それもあって、鍋やフライパンの収納のマイルールは『しまわない!』が基本。常時しまっているのは、圧力鍋とパスタ鍋くらいで、コンロ周りはいつもご覧の通りです。

鍋が空いたらすぐに次のものを作るので、鍋やフライパンはフル回転。たいていのお料理は写真に写っているもので作っていて、アサヒ軽金属やル・クルーゼを愛用しています」

食器はどんな感じで収納していますか?

「わが家の食器棚は、キッチンに普段使いのものを入れるように2台、リビングにゲスト用の食器やグラスを入れる1台と合計3台。これはキッチンに置いてあるものです。食器や雑貨をどんどん入れてしまって、いつの間にかイタリアで買ってきた置き時計まで入っていて…。それでも、私も家族もどこに何が入っているかは覚えているんです 笑」

食器といえば、どんな器がお好きですか?

「やっぱり、地元・名古屋のノリタケの食器は特別ですね。ティータイムを楽しむのに、ホテルのティールーム気分を味わえるようなデザインの食器やカトラリーを愛用しています。ノリタケは名古屋駅近くの『ノリタケの森』で買うことが多いです。

『人種のるつぼ』といわれるアメリカだからこそ、のフランクなアメリカンスタイルが好きなので、アメリカのホームパーティーをイメージした華やかなおもてなし料理を作って、リビングでちょっぴり優雅な時間を楽しんでいます。そんな時にもノリタケの食器たちが活躍するんですよ」

***

「お料理でも毎日の暮らしでも、優雅でノーブルな雰囲気、そしてカジュアルダウンした感じとどちらも楽しみながら、これからもお料理活動を頑張っていきたいです」という豊田さん。きちんとしているのに作りやすくて親しみやすい豊田さんのレシピにも、そんな思いが込められているんですね。

(記事中キッチン、アイテム撮影/豊田亜紀子さん)

豊田亜紀子さん
豊田亜紀子さん
家庭料理研究家&クリエイター、料理教室『Pinkish Rose Club』主宰。アスリートフードマイスターや薬膳アドバイザーなど多くの資格を持ち、スパイス・薬膳・メディカルハーブ料理などのエッセンスも取り入れた日本やアメリカの家庭料理レシピを提案。著書に『彩りレシピ Kindle版』。無類の洋楽好きで、「初めて買ったCDはアメリカ留学時代、当時爆発的に売れていたダンスミュージックC+C Music Factoryの『Gonna Make You Sweat(Everybody Dance Now)』だったと思います」
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