まねしたくなる冷蔵庫の簡単DIYって?~さくちゃんの「世界一楽しいわたしの台所」
さくちゃんの「世界一楽しいわたしの台所」
ポップさとナチュラルな雰囲気が、素敵に同居
お使いになって10年、「カラフルな色目のものと、ナチュラルな小物など両方あるところが気に入っています」というさくちゃんのキッチン。
目を引くロイヤルブルーの冷蔵庫は、カッティングシートを冷蔵庫に貼ってDIYしたもの。「どうしても冷蔵庫を好きな色にしたかったので、ネットで貼り方を調べてやってみることにしました」
ご主人と2人で、作業は1日がかり。最後の1面を貼るときに大きめのシワが入ってしまって、やっとの思いで貼り直したのもいい思い出とか。「この色はなかなかないし、光沢がないのも気に入っています」
3段カラーボックスを、滑り止め粘着シートを挟んで2つ積み重ねて背の高い棚にしたり、麻ヒモを結んだ木製のクリップを天井からぶら下げてタオルかけにしたり、DIYのアイデアもあちこちで見つけました。
小物は2台のキャリーに収納。左のウッディなキャリーには布巾や空き瓶、鍋などを、そして右側にはたくさんのカッティングボード!
「手頃な値段で売っていると必ず見ちゃうし、気になるとだいたい買っちゃいます」というカッティングボードは、気がつくと30枚以上に。「パンやパウンドケーキなどをのせたり、ディップのソースをのせたり、なべ敷き的に使ったり、お皿のように使ったり、いろいろと使えます」鶏ハムをのせたり、http://sakurakitchen.blog.jp/150808-39326716.html” target=”_blank” title=”さくらキッチン 塩レモンのベイクドチーズケーキとパウンドケーキのあいだ”>お手製のベイクをのせたりと、ブログにもたびたび登場します。
収納が楽しくなるアイデアって?
ふたを引き出して開け閉めする横長のシェルフは、3列×2段すべて食器入れに。食器棚って存在感が出てしまいがちですが、こうして背の低い横長のものを利用すれば、収納量をキープしつつ空間にゆとりも生まれます。
上の段の左側には取り皿系とオーバルの皿などを、真ん中は白い食器やガラスの食器を、そして右側が小鉢や中くらいの皿を…と、「どこに何が入っているかは、たぶん(笑)わかっているので」というさくちゃん。「大まかな定位置だけ決めて、細かく『これはここ』と決めずに、多少違うところになってもしまってあればいいかな、という感じでしまっています」
棚の上には発酵フードメーカー、BRUNOのコンパクトガラスブレンダー、ボダムのコーヒーグラインダーなどを見せる収納。
「レシピブログで初めてレシピコンテストの賞をいただいたときのルクルーゼのココットもここに置いてあります」
あれ、冷蔵庫がもう1台?と思って開けてみると、中は粉類や調味料、乾物などのストックスペース。中はキレイに掃除して、もちろん電気コードは抜いてあります。
こちらは以前ずっと使っていた冷蔵庫で、夏になるとまったく冷えなくなることがたびたび。「でも黄色くてかわいくて、1人暮らしをして初めて買った冷蔵庫だったので思い入れもあって捨てられず。大きさもちょうどいいし、扉を閉めれば光を遮断するし、保温性はあるし」と、食品のストック棚として使い始めました。
たしかに、置いてあるだけで絵になるとってもいい色。仕切り板もポケットもあって、収納力はバツグンです。ここまで愛されているなんて、冷蔵庫もきっと喜んでいますね。
※製品本来の使用用途と異なるため、上記のご使用を検討される際は必ず説明書をご確認ください。
低めのソファーとテーブルで開放感たっぷり
日当たりがよくて、窓の外は遮るものがなく緑がたっぷり見えるリビングダイニング。
「ナチュラル&リラックスをテーマに、なるべく狭く感じないように、低めのソファーとテーブルにしています」と、開放感はたっぷりです。
テーブルは、家具や古材を扱う広島のウッドプロのサイトで見つけた杉の古材を使ったもの。「お友だちのあこさんこと大石亜子さんに教えてもらって、自然塗料のオスモカラーで自分好みの色に仕上げました」
無印良品のフルフラットになる1人用ソファーを、向かい合わせで2つ並べたアイデアも素敵です。
大のコーヒー好き、というさくちゃん。「すぐ沸くケトルでも、コーヒーをハンドドリップで淹れるために口が細くなっているものはあまりないんですよ」と、公認アンバサダーも務めるBRUNOのドリップケトルが手放せません。
じっくりとコーヒーを淹れるように、キッチンも毎日の暮らしも、丁寧に、少し手をかける。それが、自分のお気に入りに出会えるコツかもしれませんね。
あの人気料理家さんのプライベートキッチンも登場♪
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