【海外ドラマ飯】キャラもファッションも超強烈!大きな黒縁メガネの彼女が愛した「B級手づかみグルメ」
『アグリー・ベティー』のお父さんは、とにかく料理をしまくっていた!
大学を卒業したジャーナリスト志望のベティは、一流ファッション誌の編集長アシスタントに採用され大喜びしますが、まわりはスレンダーで洗練された美女ばかり…。とにかく見た目がすべての世界で「ごくごくフツー」の彼女が、仕事に、そして恋に真正面からぶつかりながら困難を乗り越える姿にパワーをもらいました。
そんな彼女を支えたのが、超個性的な友人たちと、あったかい家族の存在。メキシコ移民でコックのお父さん・イグナシオがふるまう料理は本当においしそうでした。
今回はそんなメキシコ料理の代表ともいえるB級グルメで、ベティもドラマの中で好きだと言っていたタコスを、家にある材料を使って生地から手作りします。
■材料 4人分
1.タコスミート
牛豚合挽肉…200g
玉ねぎ…1/2個
人参…1/4本
にんにく…1片
(調味料)
トマトケチャップ…大さじ4
チリパウダー…大さじ1.5
塩・胡椒…少々
2.サルサソース
トマト…1個
ピーマン…1/2個
玉ねぎ…1/4個
にんにく…1/4片
塩…小さじ1/2
レモンの搾り汁…1/2個分
タバスコ(青唐辛子製のものがあればベター!)…お好みの量
3.トルティーヤ風生地
小麦粉…200g
サラダ油…大さじ2
塩…小さじ1
水…120ml
(トッピング用)
細切りレタス…適量
シュレッダーチーズ…適量
■作り方
<タコスミート>
【1】フライパンにサラダ油とみじん切りにしたにんにくを入れ、弱火で炒めます。香りが出てきたら玉ねぎ、人参、挽肉の順に加え塩・こしょうを振りさらに炒めます。
(ポイント!)余分な油はキッチンペーパーで拭き取ってくださいね。
【2】調味料を加え、炒め混ぜます。
<サルサソース>
【1】材料を粗みじん切りにしてボウルに入れ、塩とレモン汁、タバスコを加え混ぜます。
(ポイント!)しばらく冷蔵庫で休ませて、冷やしながら味を馴染ませましょう。
<トルティーヤ風生地>
【1】ボウルに小麦粉、塩を入れよく混ぜたら、サラダ油を少しずつ加えさらに練ります。
【2】水を少しずつ加えながら混ぜ、ひとたまりの生地になったらよく練ります。
(ポイント!)生地がくっつかなくなり、耳たぶほどの弾力になるまで練ってくださいね。
【3】生地を10個程度に分け、ピンポン玉大の大きさに丸め、めん棒などで薄く伸ばします。
(ポイント!)乾燥すると生地が伸ばしにくくなるので、ラップをしておきましょう。
【4】生地を伸ばしたらホットプレートなどで高温で一気に焼き、生地が膨らんできたら裏返します。
【5】生地の縁に焼き目がついたら、布に包みしばらく蒸らせば出来上がり!
(ポイント!)蒸らすことで、生地がしっとり柔らかくなります。これがソフトタイプの美味しさなので、焼いたら布にくるみ保温・保湿してくださいね。
レタス、タコスミート、チーズ、サルサを挟んで召し上がれ!
手作りの生地は素朴で優しい味になります。本来は「マサ」というトルティーヤ専用のとうもろこしの粉を使うので、手に入る方はぜひ本格的に作ってみてくださいね。
もともとはコロンビアの国民的TVドラマをアメリカでリメイクしたという『アグリー・ベティ』。タイトルそのままにアグリー(ダサかわ!)なヒロインを演じたアメリカ・フェレーラがまさに当たり役でした!そして、毎回のように登場したベティのお父さんのお料理シーン。カラフルなメキシコ料理はドラマの名脇役でした。
たっぷり笑えてお腹も空いてくる、元気がないときにおすすめのドラマですよ!