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絶品おつまみで楽しむ!「たっきーママ(奥田和美)のほろ酔い酒場」
たっきーママ(奥田和美)
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スライスしたじゃがいもで!カリほく「ベーコンチーズのポテトミルフィーユ」の作り方

人気料理研究家のたっきーママさんが居酒屋の女将に扮して軽快なトークを繰り広げるフーディストノート公式連載。今回は、スライスしたじゃがいもで作る「ベーコンチーズのポテトミルフィーユ」のおつまみを教えていただきます。年齢を理由に諦めてしまうというお悩みについてのアドバイスも必見です!
2025/11/07
2025/11/07
餃子の皮をくるくる巻くだけ!「...
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こんばんは、いらっしゃい。

「ほろ酔い酒場」店主のたっきーママよ。

今日は、じゃがいもを使った、簡単なのにちょっとおしゃれでおいしいおつまみをご紹介するわね。

ミルフィーユポテト1

まるでお花のようなこれ、スライサーでシャーシャーとスライスしたじゃがいもを重ねて焼いただけ。

中にベーコンを2枚はさんだんだけど、正直言うと、食べたら全然わからなかったわww

ってことで、ベーコンはいらないかもしれないわ。笑

お好みでってことで。

マフィン型にどんどん重ねて入れて焼いているんだけど、マフィン型がない場合は普通に重ねたじゃがいもを並べて焼けばOK。

きれいに積み重ねるのがちょっと面倒なだけ。笑

焼きたては外がカリッとしていて、中はほっくほく!冷めてもおいしいけど、できたてをぜひ食べてほしいわ。

重ねて焼くだけ♪「ポテトとベーコンのミルフィーユ」レシピ

調理時間

20分(15分の焼き時間含む)

分量

3人分

材料

  • じゃがいも…3個
  • ベーコン…2枚
  • 粗びき黒こしょう…適量
  • サラダ油…少々

A

  • オリーブオイル…大さじ1
  • 粉チーズ…大さじ1
  • 塩…小さじ1/2

作り方

1. じゃがいもは皮をむき、スライサーで薄くスライスする(スライサーがなければ、包丁で極薄切りに)。ベーコンは6等分に切る。オーブンを200℃で予熱する。

ポテトミルフィーユ工程1

2. ボウルに入れた1にAを加え、全体になじむようにしっかり混ぜる。

ポテトミルフィーユ工程2

3. マフィン型にサラダ油を塗り(私はオイルスプレーでスプレーしました)、じゃがいも数枚→ベーコン→じゃがいも→ベーコン→じゃがいも…の順に、5層になるよう重ねる。

※ベーコンはなくてもOK

ポテトミルフィーユ工程4

4. 200℃のオーブンで30分焼き、取り出したら粗びき黒こしょうを散らす。

ポテトミルフィーユ2

焼き立ては外がカリッとして、中はホックホク!

冷めると外のカリッと食感は少ししんなりしてしまうけど、おいしさは持続。

仕上げに塩をパラパラとふってもおいしいわよ。

今日のお悩み相談:年齢のせいにして勇気を出せない

さぁ、今日はあなたのお悩みね。どうしたのかしら。

何かを始めたい、自分を変えたいと思いながらも「もうおばさんだし…」と、始める前に諦めてしまいます

この方は40代後半で、転職したい、恋がしたい、ヨガを習いたい、きれいになりたい、いろんな願望はあるのに「おばさんだから」「もう若くないし」と思うと躊躇して何もできずにいる、とのこと。

うんうん、そうよね。

年齢を重ねれば重ねるほど、何かを始めるのって勇気がいるわよね。

でも、「もうおばさんだから」っていう言葉、自分を守るための呪文みたいなものだと思わない?

「おばさんだから無理」「もう若くないから似合わない」って唱えていると、本当にその魔法がかかってしまうんじゃないかしら。

そもそも「おばさん」って何歳からなのか。いつから若くないのか。

30代?40代?それともスーパーで値下げシールを見比べて手に取ったときから?(それなら私は20代から笑)

きっと、自分で自分をそう思った瞬間からじゃないかしら。

10代の子からしたら20代はもうおばさんだろうけど、50代後半の私からしたら40代はまだまだ若い。

きっと70歳のマダムからしたら私はまだまだ若い。

そんなものよ。

年齢なんてただの数字。

ゲームでいえば「レベル」ね。

経験値を積んで、ちょっとずつスキルが増えて最強になってきているのに、レベルが上がるたびに「挑戦」のボタンを押さなくなるのって、もったいなくない?

「今さら」ではなく「今だから」できること

何かやりたいと思っているのに「もう若くないから」という理由で何もしなければ、あっという間に10年とか経ってしまうわよ。

本当にこの年齢になってからの1年の早いことといったら。

で、そのときになって振り返ってみると、今悩んでいる今のあなたの年齢を「若い」と思うようになるの。

よく言われることだけど、これからの人生で“今日”が一番若い日なわけだから。

あのとき始めておけば…と10年後に思うかもしれない。

それに、「今さら」じゃなくて、「今だから」こそできることって、たくさんあると思うの。

若いころにはなかった落ち着き、経験、ちょっと強くなったメンタルを、私たちは持っている。それって、めちゃくちゃ頼もしい武器じゃない?

「おもしろそう」「ちょっと気になる」そう思っても、一歩踏み出してみるのって勇気がいるけど、なにも大きなチャレンジじゃなくてもいいと思うの。

例えば、いつもよりもおしゃれをして出かけてみる。

かわいいノートを買って日記を書いてみる。

絵を描くために道具を買ってみる。

資格を取るために勉強を始めてみる。

もうそれだけで、いつもの自分よりも一歩前に進んでいるんだと思うわ。

変わりたいと思ったら、年齢を言い訳にしないでやってみて。

そして、それを誰かに話してみて。

言葉にすることでやる気にもつながるものよ。

思い込みは現実になる

私は個人的に自分で自分を絶対に「おばさん」と言わないようにしているの。

まごうことなき“おばさん”ではあるんだけど笑、不思議なもので、自分で自分のことを「もう若くない」「おばさんなんだ」と思ったらそうなるし、まだまだこれから!と思えばそういう自分になっていくものだと思うから。

ちなみに、「おばさん」であることって悪いことでも恥ずかしいことでもないし、年齢を重ねても生き生きしていてとっても素敵な人もたくさんいるわ。

でも、あなたがネガティブなイメージを持っているみたいに、一般的にもやっぱり気を遣われるワードではあるわよね。

もし誰かに「もうおばさんだし…」と話したとして。

それを相手に肯定されてしまったら、自分で言い出しておいて勝手に傷つくじゃない?

かと言って「そんなことないですよ~」って言われたら、相手に気を遣わせてしまっているだけ。

「私なんておばさんだから」っていう発言、どう転んでも誰も気持ちよくならないのよ。

でも、年齢を重ねた私たちが何かを始めて楽しそうだったら、それって誰かの勇気になったりもする。

いい意味にも悪い意味にもなる、その人次第の言葉って結構なパワーワードよね。

年齢なんて考えずに、今あなたが興味のあること、おもしろそうと思ったもの。まずはそれが何かを見つけてみて。

どんなに小さなことでも、「始める」ことで、自分に少しずつ自信が持てるようになるかもしれないわ。

まずは何か1つ。

そこからスタートしましょう。

10年後に「あのとき始めておけばよかった」って思わないためにも、今日をあなたのスタート地点にしましょ。


さ、そんなあなたの新しい一歩を祝して、かんぱ~~い♪

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たっきーママ(奥田和美)
料理研究家,フードコーディネーター,フードアナリスト

テレビ、雑誌、企業のレシピ開発など幅広く活躍。著書は全24冊累計138万部を突破し、2016年に発表された「第3回 料理レシピ本大賞 in Japan」の「お料理部門」に入賞した実績を持つ。著書『たっきーママの毎朝ラクする!スープジャーのお弁当 (扶桑社ムック) 』も好評発売中。

 

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