
作業15分でパン屋さん級の仕上がり!栄養たっぷり「ツナマヨパン」の作り方
こんにちは!「作業時間10分!日々パン先生の『ドデカパン』簡単アレンジ」の連載19回目を担当させていただきます、山田ひろえです。
東京都大田区を中心に活動する“日々パン先生”の私が今回ご紹介させていただくのは、これ一つで栄養ばっちりの「ツナマヨパン」です。
簡単・おいしいでおなじみの日々のパンですが、パン生地作りだけでなく、すべての工程が簡単で手軽だったら…と思い、いかに手間をかけず、洗い物を少なくするかを追求して生まれたのが今回のレシピです。
パン食では不足しがちな「野菜」と「たんぱく質」も摂れて、見た目もこの通り。
そして実はマヨネーズにこだわりと秘密あり。種明かしは後半にて!
「ツナマヨパン」レシピ
調理時間
15分(発酵・焼成時間は除く)
分量
4人分
材料
【生地】
- 強力粉…200g
- 塩…3g
- インスタントドライイースト…3g
- 水…160g
【トッピング ※成形時に使用】
- ツナ…1袋または1缶
- 玉ねぎ…1/4個
- マヨネーズ…適量
- パセリや黒こしょう…適量
作り方
<こねる>
1. 保存容器(1000ml前後の直方体・立方体)の中に強力粉・塩・インスタントドライイーストを入れ、スプーンで均一に混ぜておく。
2. 水を保存容器の中に8割ほど入れてスプーンでぐるぐる混ぜる。粉っぽいところにめがけて残りの水を入れ、粉っぽさがなくなり、全体が均一になるまで混ぜる。表面を平らにならし、保存容器のふたを閉める。
※こちらは残りの水を入れたところ。粉っぽさがなくなるまでよく混ぜます(目安は2分ほど)
<一次発酵>
冷蔵庫の中に一晩(8時間以上)置く。
※一日に一回水で濡らしたスプーンで混ぜれば5日間保存可能です
※8時間後の状態がこちらです↓
<成形>
1. 打ち粉を多めに振って、生地と保存容器の間にドレッジ(カード)を差し込み、隙間を作る。
※打ち粉は強力粉(分量外)を使用
2. くっつかないアルミホイルの上に保存容器を裏返し、生地が出てくるのを待つ。
※生地を触りすぎると硬いパンになってしまうので注意!
3. 奥と手前から折りたたみ三つ折りにする。
※手早く三つ折りに成形するのがコツです
※べたつくときは、手に打ち粉を付けてくださいね
4. 打ち粉をカットしたいラインに振り、ドレッジで6個にカットする。
5. 中央を指でくぼませ、フォークで穴をあける(ピケ)。
※ここはお子さんと作業しても楽しいです!
6. 玉ねぎのスライスを生地の上にのせる。
※スライスする際は、手を切らないようご注意ください
7. 汁気をしぼったツナをのせ、マヨネーズをかける。最後にお好みでパセリや黒こしょうを振る。
※玉ねぎ・ツナ・マヨネーズは、パン生地の上に直接のせれば洗い物の手間を削減できます。玉ねぎは生地の外に落ちやすいため、手でそっと拾ってのせてください
ここでこだわりと秘密を大公開!
マヨネーズは「カロリーオフ」のものを使うと、焼き上がってもラインが残るんです!
通常タイプでももちろんお使いいただけますが、その場合は焼き上がりに溶けてじゅわじゅわ~♪となります。
そちらもとってもおいしそうな見た目だし、間違いなくおいしいです。
<焼成>
アルミホイルごと天板に移し、1200Wのトースターで15分ほど焼く。表面が焦げそうな場合は、途中でアルミホイルをふんわりとかぶせる。裏面にも焼き色がついていれば焼き上がり。
※焼成時間は、お使いの機器により適宜調整してください
パンが焼き上がりました!香ばしいマヨネーズの香りがたまりません!!
これ一つで野菜とたんぱく質も摂れるので、朝ごはんにはもちろん、おなかを空かしがちな成長期のお子さんのおやつにもぴったり。
大きな保存容器に入れてテーブルの上に置いてあったら、それはわが家では「ご自由にどうぞ」のサイン。
帰宅してきた高校生の息子が一つ、習い事前の小学生の娘が一つと、次々と売れていきます。
「うん、おいしい!これまた作ってね。」と娘。最高の褒め言葉です!
こんなに簡単なのに、焼き上がりはまるでパン屋さん。自己肯定感が上がります。
ぜひ気軽にチャレンジしてみてくださいね!

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yummy!なおうちパン教室JOY(@ouchipan.joy)