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絶品おつまみで楽しむ!「たっきーママ(奥田和美)のほろ酔い酒場」
たっきーママ(奥田和美)
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お酒が止まらない!「エリンギのガーリックバター醤油」の作り方

人気料理研究家のたっきーママさんが居酒屋の女将に扮して軽快なトークを繰り広げるフーディストノート公式連載。今回は、お酒が止まらなくなるほどおいしい簡単おつまみ「エリンギのガーリックバター醤油」のレシピを教えていただきます。お子さんの偏食に関するお悩みへのアドバイスも参考になるので、ぜひチェックしてくださいね。
2025/03/07
2025/03/07
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危険なおいしさ!お酒泥棒の「厚...
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いらっしゃい、「ほろ酔い酒場」にようこそ。

店主のたっきーママよ。

あなた、エリンギは好き?

うちの長男はきのこ類が好きじゃないんだけど、エリンギだけは大好きなのね。

だからお弁当によくエリンギを入れていたわ。

バター醤油で味付けすることが多かったんだけど、これにほんのちょっとだけにんにくをプラスすると、お酒にめっちゃ合うおつまみになるのよ。

エリンギのガーリックバター醬油

はぁ~~~~。

このビールをトポトポ入れている時間って至福よね。

今、もう目の前に幸せが待っているこの時間がたまらん。

あ、このレシピね、しめじやまいたけなんかでも作ってみたけど、エリンギが断トツでおいしかったわ。

しいたけもおいしいけどね。

エリンギさえあればササッと作れるからぜひ作ってみて。

「エリンギのガーリックバター醤油」レシピ

調理時間

5分

分量

1人分

材料

  • エリンギ…2本
  • バター…10g
  • にんにく(チューブ)…1.5cm
  • しょうゆ…小さじ1/2
  • サラダ油…大さじ1/2
  • 粗びき黒こしょう…適量

作り方

1.  エリンギは半分の長さの薄切りする。フライパンにサラダ油をひき、火が通るまでエリンギを炒める。

エリンギガーリックバター醤油工程1

2. バターとにんにくを加えて炒め、鍋肌にしょうゆを垂らして焦がしながらサッとからめる。

エリンギガーリックバター醬油工程2

3. 器に盛って粗びき黒こしょうを振る。

エリンギのガーリックバター醬油

簡単なのに至福のおいしさよ!

ビールはもちろん、ワイン、チューハイ、ハイボール、何でも合うからおうち飲みでもぜひ作ってみてちょうだいね。

 

さて、今日のお悩み相談はあなたね。

どうしたのかしら?

3歳の子どもが偏食です。「いつか食べるから大丈夫」とかみーーーーーんな言うけど、いつかっていつなんだ!

まぁ、いつかって言ったらいつかよ。ww

それこそ個人差だからわからないけど、「いつか食べる」は本当よ。

もちろん好き嫌いは大人になってもあるだろうけど、子どものうちから偏食なく何でも食べられるのが「当たり前」なわけじゃないと思うわ。

もしろ、子どものうちは偏食がスタンダードよ。

今やSNSなんかで生野菜でも何でもむしゃむしゃ食べる子どもの動画を目にしたりするけど、

そんな子、実際には稀じゃない??そんなことない?

偏食の子を持つと、そういう子を見ては「いいな~」とか思ったりするけど、焦らなくていいと思うわ。

人間は、自分の体がその栄養素を欲するようになれば自然と食べたくなるようになっているらしいわ。野生の本能ってやつでね。

今回相談を見てうらましいと思ったのは、「いつか食べるから大丈夫」と言ってくれる周りの人たちに恵まれていることよ。

私の場合だけど、

「3歳までに白ご飯を食べられない子(ふりかけをかけないと無理とか)は一生食べられないらしいから、今のうちに食べられるようにしないと!」

という謎の迷信を押し付けられたり、

「うちの子は何でも食べられて、食べ過ぎで困るくらいだからうらましいわ~」

という子ども自慢が始まったり…。

まぁ時代もあるんだろうけど、そう言って安心させようとしてくれる周りの人のやさしさは素直に受け取らないとね。

とんでもなく偏食だった長男

というのも、うちの長男が小さい頃それはそれは偏食でね。

好き嫌いがあるなんてもんじゃなかったわ。

離乳食のおかゆからもう食べてくれなくて、何を出しても全然食べてくれなくて、食べてくれるようになったのはうどんとミルクがゆだけ。

白ご飯も食べない、混ぜご飯にしても食べない、お肉も魚も食べない、もちろん野菜も食べない。

なーーーんにも食べてくれないから、毎日ご飯を作るのが辛くてね。

偏食なんてもんじゃないでしょ?「まだうちの方がマシだ」と思わない?

でも、ちゃんと食べるようになるのよ。時間はかかったけどね。

ゆっくりでいいのよ、その子のペースがあるから焦らずにね。

長男が少しずついろいろと食べてくれるようになってきたのは、幼稚園に入ってからかしら。

とにかく何でもいいから食べてほしくて、お弁当はいつも同じような内容だったわ。

食べてくれるものが限られていたからね。

それでも、食べないものを入れてお腹を空かすよりはいいと思って。

海苔が嫌いだったからおにぎりはNG、白いご飯は食べないからふりかけ必須。

あとはミートボールとアンパンマンポテト、卵焼き、キャンディチーズくらいよ。野菜なんて入ってなかったと思うわ。

そんな長男、今では何よりも白ご飯が大好きよ。

サラダも大好き、海苔ももちろん好きだからおにぎり大好き、肉も魚大好き。

食は相変わらず細いけど、今では嫌いなものを探す方が難しいかもしれないわ。

きっと、ちゃんとアップデートし続けているのよ、子どもって。

だから、焦らずにもう少しだけ待っていてもいいんじゃないかしら。

長男がいろいろなものを食べるようになったきかっけ

これがきっかけですっていう、決定的な何かがあったわけではないんだけど、絶対に食べないだろうなとわかっていても「これはきっと食べないから出さない」ということはしなかったのね。

とにかく出してみる。

子どもって、昨日まで嫌いで食べなかったのに、突然食べることもあるじゃない?

そして「食べなさい」ではなく、私とか夫が食べて「これおいしいね~」と言いながらおいしそうに食べるようにしていたら「そんなにおいしいの?」って感じで恐る恐る食べ始めたこともあったし。

外食したときに家とは違う環境だからか普段食べないものを食べてくれたことがきっかけになったこともあったし。

食事を作るときにお手伝いをしてもらったらそれは食べた、とか。

こうしたら食べるようになりました!なんて偉そうに言えないし、それぞれよね。

同じ家で同じように育てて同じ食事をして育った兄弟でも、好きなものが違う、嫌いなものが違う、何でも食べる子、好き嫌いの激しい子、食欲旺盛の子、食の細い子…。家族でもそれぞれなんだから。

食に関しては多少なりとも生まれ持ったものってあると思うの。

生まれながらに食に興味がない子もいれば、ご飯の時間が何より楽しみな子もいる。

もちろん、親がそれをサポートしないといけないと思うけど、どうしようもないこともあると思うわ。

大切なのは、食べさせなきゃいけない!という気持ちよりも、楽しく食べられる状況や環境作りかもしれないわね。

作るのに時間はかかるけど、一緒にキッチンに立って手伝ってもらったりね。

とりあえずは、まずはあなたが食べたいものを食べて「おいしい」って言うことが一番!

きっと子どもは見ているわよ。

はい、このエリンギを食べながらビールでも飲んで!

さぁ、今日もかんぱ~~~~い!

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たっきーママ(奥田和美)

料理研究家、フードアナリスト、フードコーディネーターとしてテレビ、雑誌、企業のレシピ開発など幅広く活躍。著書は全24冊累計138万部を突破し、2016年に発表された「第3回 料理レシピ本大賞 in Japan」の「お料理部門」に入賞した実績を持つ。著書『たっきーママの毎朝ラクする!スープジャーのお弁当 (扶桑社ムック) 』も好評発売中。

 

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