おせちをリメイク!ねじねじ♪ぐるぐる♪「栗きんとんパン」
明けましておめでとうございます。「作業時間10分!日々パン先生の『ドデカパン』簡単アレンジ」の連載11回目を担当させていただきます、いくよです。
2025年も日々パン先生の連載をよろしくお願いいたします。
愛知県在住の“日々パン先生”の私が、今回ご紹介させていただくのは、おせちの栗きんとんをリメイクした「栗きんとんパン」です。
わが家には12歳の娘と10歳の息子がおり、娘が5歳のときに一緒に受講した親子パン教室で、吉永麻衣子先生考案の作りおきパンと出会いました。
結婚前にパン作りを習ったことがありましたが、時間はかかるし、こねるのが大変だし、見極めが難しかったりで、自分でパン焼きをするのを諦めていました。
ですが、作りおきパンと出会って、小さな子どもがいても気軽にパン焼きができるということに、とても衝撃を受けたのを今でも覚えています。
それからは、子どもたちが私が焼いたパンをとても喜んでくれる→子どもたちの笑顔を見たくてパンを焼きたくなる→パンを焼くのがますます楽しくなる。
という感じで、私にとって作りおきパンはとても大切な存在になり、育児に悪戦苦闘する中で、たくさんお世話になりました。
わが子たちが成長するにつれて、一緒にパン作りをしたいって言ってくるときもあれば、宿題に追われてたり、ゲームに夢中だったりで気がのらないときもあったり…。
でも、こんなパンが食べたい(焼きたい)!とリクエストをもらったり、私が自分で食べたいと思ったパンを焼いてみたりと、作りおきパン生活を楽しんでます♪
今回ご紹介するのは、お正月の食卓に登場するおせちの栗きんとんが大好きな私と娘が一緒に考えて焼いてみた「栗きんとんパン」です。
栗きんとんをドデカパンの生地と一緒にねじねじぐるぐるして、見た目もちょっぴりおしゃれにしてみました!
これまでご紹介してきた「ドデカパン」のアレンジの中では少し成形が難しいので、最初は焦ってしまうかもしれませんが、慣れてくると、ねじねじぐるぐるするのが楽しくなりますよ。
おせちをリメイクしちゃおう♪「栗きんとんパン」レシピ
調理時間
15分
分量
大きめのアルミカップ5個分
材料
・強力粉…200g
・砂糖…20g
・塩…3g
・インスタントドライイースト…3g(あれば金サフ)
・牛乳…80g
・水…90g
<フィリング ※成形時に使用>
・栗きんとん…70g
(栗が入っていたら小さく刻んでおく)
作り方
<こねる>
1. 保存容器(1000ml前後の直方体・立方体)の中に強力粉・砂糖・塩・インスタントドライイーストを入れ、スプーンで均一に混ぜる。
2. 牛乳、水を合わせたものを8割ほど粉類に注ぎ入れ、生地が重くなってくるまでスプーンでぐるぐる混ぜる。
残りの2割を粉っぽい部分に加え、粉っぽさがなくなり、全体が均一になるまで混ぜる。
3. 表面を平らにして、保存容器のふたを閉める。
<一次発酵>
冷蔵庫の中に一晩(8時間以上)置く。
※一日に一回水で濡らしたスプーンで混ぜれば5日間保存可能です
※8時間後の状態がこちら↓ふちの近くまで上がってきています
<成形>
1. 打ち粉を多めに振って、生地と保存容器の間の四辺にドレッジを差し込み、隙間を作る。
2. まな板シートの上に保存容器を裏返し、生地が落ちてくるのを待つ。
3. 栗きんとんを生地の上にのせて、奥から三つ折りにする。
※途中、向きを変えるとやりやすいです。
※生地を触りすぎるとかたいパンになってしまうので注意!
4. ドレッジを使って、縦長になるように5本にカットをする。
5. 生地を左右逆方向にねじる。
6. 左右どちらかの端を中心にしてぐるぐると巻いていき、巻き終わりを生地の下に入れこみながらアルミカップに入れて天板に並べる。
<焼成>
1200Wのトースターで15分ほど焼く。上が焦げそうな場合は、途中でアルミホイルをかぶせる。
※焼成時間は、お使いの機材により適宜調整してください
おいしそうに焼き上がりました!
焼きたてパンの香りも、焼き上がりのフォルムも、チラチラッと見える栗きんとんにもテンションが上がります♪
温かい飲み物と一緒にほっこりしたいな。
お正月のお雑煮に少し飽きてきて、パンが食べたくなってきた!
ちょっと時間ができたからやってみようかな!
2025年、パン焼きライフをはじめてみようかな!
などなど、きっかけはなんでも大丈夫です!
ぜひ試してみてください。
2025年も日々パン先生の連載は続きますので、お気に入りの「ドデカパン」を見つけて、ぜひ焼いてみてくださいね♪