クリスマスにぴったり!混ぜて編むだけ♪「ヴァーノチュカ風」の簡単レシピ
はじめまして。「作業時間10分!日々パン先生の『ドデカパン』簡単アレンジ」の記念すべき10回目の連載を担当させていただきます、城戸崎まりこです。
愛知県みよし市を中心に“日々パン先生”の活動をしながら、小学生2児の母として、日々奮闘しています。
私のパン作りとの出会いは、10年以上前の結婚当初。
義理の母が手作りのパンを日々焼いていたので、結婚後にお義母さんのところに通いパン作りを教えてもらっていました。(なんと、結婚のお祝いにガスオーブンをいただきました!これは作るしかないッ!)
自分で手作りのパンを焼けるようになるなんて!と、焼けるたびに、感動!!
その後子どもが生まれて、出産後はパン作りをする余裕もなく、慣れない育児に追われていたころ、友人に吉永麻衣子先生の作り置きパンを教えてもらいました。
とても簡単でおいしく焼けることに感動したのを今でも覚えています。しかもトースターで!これはハマる!!
息子の1歳の誕生日は、ドデカフォカッチャを4個焼いて、一升パンにして担がせました(笑)。そんな息子は先日10歳になり、いまや大のお米好き、母の手作りパンには全然反応せず、ですが…。
そして、息子が2歳のときに娘が生まれ、それはそれは大変な2歳差育児に突入!(ほぼ記憶なし)引っ越しもあったりと、慌ただしい日々でしたが、育児をしながらでも手作りのパンを焼けることが自分の楽しみや励みにもなり、周りにも伝えたい!と思うようになりました。
そして30代最後の挑戦!(大げさ?)2年前に日々パン先生になり、活動をスタート。パン作りの楽しさを周りにお伝えしたり、講師仲間ができたりと、充実した日々を送っています。
そんな私が今回お伝えするパンは、クリスマスの編みパン「ヴァーノチュカ風」です。
え?なにそれ??とピンとこない方も多いでしょう~!「ヴァーノチュカ」とは、チェコでクリスマスに食べられている、編みパンのことだそうですヨ!(すみません、チェコにも行ったことないし、特に世界のパンに詳しいわけではないです…)
今までの連載を見ていただいてる方にはもうお分かりかと思いますが、ドデカパンはアレンジ無限大なんです♪日常で焼く簡単なパンだけでなく、少しリッチなパンにも変身できちゃうんです!
大切な人と過ごすクリスマスに、少し特別なパンを焼いてみませんか??
クリスマスの編みパン「ヴァーノチュカ風」レシピ
調理時間
15分
分量
4人分
材料
・強力粉…140g
・薄力粉…60g
・砂糖…15g
・塩…3g
・インスタントドライイースト…3g
・卵1個+水…75g
・牛乳…100g
・溶かしバター…10g
<具材 ※成形時に使用>
・ローストくるみ…40g
・レーズン…55g
・アーモンドスライス…適量
作り方
<こねる>
1. 保存容器(1000ml前後の直方体・立方体)の中に強力粉・薄力粉・砂糖・塩・インスタントドライイーストを入れ、スプーンで均一に混ぜる。
2. 卵と水、牛乳を合わせたものを8割ほど粉類に注ぎ入れ、生地が重くなってくるまでスプーンでぐるぐる混ぜる。
残りの2割を粉っぽい部分に加え、粉っぽさがなくなり、全体が均一になるまで混ぜる。
最後に溶かしバターを加え、光沢がなくなるまで混ぜる。
3. 表面を平らにして、保存容器のふたを閉める。
<一次発酵>
冷蔵庫の中に一晩(8時間以上)置く。
※一日に一回水で濡らしたスプーンで混ぜれば3日間保存可能です
※8時間後の状態がこちら↓ふちの近くまで上がってきています
<成型>
1. 最初にパウンド型にオイルスプレーを使ってオイルを塗っておく。
※オイルスプレーがない場合はサラダ油など
2. 打ち粉を多めに振って、生地と保存容器の間の四辺にドレッジを差し込み、隙間を作る。
3. 作業台やまな板シートの上に保存容器を裏返し、生地が落ちてくるのを待つ。
4.レーズンとローストくるみをのせ(生地の上を2cmほどあける)、手前からくるくるとまく。
5. 縦長に置き、上から1cmほどを残し、ドレッジで中心に切り込みを入れる。
6. 編むように左右の生地を2回ほど交差させて、パウンド型に入れる。
7. アーモンドスライスをトッピングする。
<仕上げ発酵>
シャワーキャップまたはラップをかけて40℃に設定したオーブンで40~50分ほど仕上げ発酵する。
↓こんな感じに型から生地が1cmくらい出てきたらOK!
<焼成>
180℃に予熱したオーブンで35分程度焼く。
焼けたら、すぐに型からはずして冷ます。
冷めたら粉糖をたっぷりかける。こなーゆきー♪
主婦の味方のドデカパンが、こんなおしゃれなパンにもなるんです。クリスマスパーティーで、手作りのパンを持っていったら、きっと喜ばれますね!
子どもにとっては、手作りパンを焼く自慢のお母さんにもなれちゃうかも!?ぜひ楽しんでみてください。
来年もまだまだドデカパンの魅力をお伝えしていきます。今後も、日々パン先生の連載を楽しみにしていてくださいね!