鶏むね肉1㎏を大量調理!油が汚れにくい「そびえ立つから揚げ」レシピ
こんにちは、筋肉料理人です。
今日はみなさんが大好きな鶏から揚げが大量に作れるレシピをご紹介します。使用するのは、コスパがよくヘルシーな鶏むね肉。これを1kg使ってから揚げにします。食べきれない分は冷凍保存できるので、作り置きおかずとして活用できます。お弁当のおかずにするのもおすすめですよ。
揚げ油を長持ちさせるには?
から揚げはみなさん好きだと思いますが、家で作るとなると気になるのが揚げ油。物価高の影響もあり、少しでも節約したいですよね。
揚げ油は一般的に3~4回使えると言われていますが、使い方次第では1回揚げただけで黒くなった…なんてことも。
鶏から揚げの場合は最後に片栗粉をまぶして揚げるので、余分な片栗粉がはがれて油の中で焦げて、焦げくさくなるパターンが多いです。
今回は鶏むね肉1kgをから揚げにするので、通常のレシピのように最後に片栗粉をまぶす方法だと、大量の片栗粉カスが出て油がすぐにダメになってしまいます。そこで、このレシピでは鶏むね肉をたれに漬けた後、たれに片栗粉を混ぜて衣にすることで油の汚れを防ぎます。普通の揚げ方より油の汚れが劇的に少なくなります。
鶏むね肉はkg単位で買うと安い
今回使った鶏むね肉は2kg1050円(税別)で買ってきました。鶏むね肉は1枚単位で買うと100g100円くらいなんですが、たまにkg単位でお買い得品が出ていることがあります。そんなときに買って大量調理し、余った分は冷凍しておくとコスパがよいです。今回は100gあたり52.5円(税別)と、超激安でした。
私の場合は筋トレしているので、鶏むね肉だけ食べるとすると毎日2枚くらい食べないといけません。kg単位で安く買えるとめっちゃ助かります。
鶏むね肉1㎏を大量調理!「から揚げ」レシピ
調理時間
60分
分量
10人分
材料
鶏むね肉…1㎏
卵…2個
片栗粉…120ml
キャベツのせん切り…適量
揚げ油…900ml程度
A
しょうゆ…大さじ4
日本酒…大さじ3
酢…大さじ1
おろししょうが、おろしにんにく…各小さじ2
旨味調味料、黒こしょう…各小さじ1/2
片栗粉…大さじ4
作り方
1. 鶏むね肉は3cmちょっとの角切り、1個30gくらいに切ります。切ったらボウルに入れ、Aを加えてもみ込み、室温で30分漬けます。
※30分以上漬けるときは冷蔵庫に入れてください
2. 30分経ったら卵を割り入れて混ぜます。その後、片栗粉120mlを加えて混ぜ合わせてください。
3. 天ぷら鍋に揚げ油を注いで火にかけ、175℃に熱します。ここに2の下味をした鶏むね肉を1個ずつ入れます。鍋の表面積の半分を超えないくらい入れたら、2分揚げて一旦取り出します。
※175℃は菜箸を入れたらやや大きめの泡が出てくる温度です
※鶏むね肉は皮が外れていることがあるので、そのときは肉に張り付けて入れてください
※油はねを防ぐには、油面すれすれから入れるといいです
※肉を入れると油の温度が下がります。火を強くして温度を保ちましょう
4. 取り出している間に新しい鶏むね肉を入れて同じように2分揚げたら取り出します。
5. 1回揚げて休ませていた鶏むね肉を二度揚げします。2回目は1分30秒揚げてください。揚がったら油切りを敷いたバットにのせておきます。
同じ要領で残りの鶏むね肉を揚げます。
油切りしたら皿に盛り付けてできあがりです。めっちゃ大量です!
超山盛り、そびえ立つ鶏むねから揚げです!
鶏むね肉1kgのから揚げの完成です!
鶏むね肉を使ったから揚げですが1切れを大きくし、下味に酢を使うからやわらかジューシーでおいしいです。最後に片栗粉をまぶさないので油っぽさが少なくたくさん食べられます。そして冷えてもやわらかいのがよいところで、お弁当にも使いやすいと思います。
この方法で揚げると油が汚れにくいです。下の画像が揚げはじめの状態で、
こちらが1kg揚げた後です。
鶏むね肉を1kgも揚げたのに油の汚れが少ないです。先ほども説明した通り、普通のから揚げは下味をした後に片栗粉をまぶして揚げます。するとどうしても片栗粉の粉が油の中に溶け込み、これが焦げるんです。ですので通常ならもっと油が黒くなり、鍋の底に黒いカスが溜まります。今日のレシピでは下味した後、漬けだれに片栗粉を混ぜて衣にするので、片栗粉が油の中で散らないから汚れにくいのです。この方法で揚げれば、揚げ油を余裕で使いまわすことができます。
そして、から揚げは冷凍保存できます。熱が取れたらフリーザーバッグに入れて冷凍しておくといいです。普通に食べるときは電子レンジかオーブントースターで温めるといいし、弁当なら凍ったまま入れるといいです。
揚げ油が汚れにくく、冷凍保存もできる鶏むね肉1㎏で作る「から揚げ」をぜひお試しください。