春の味覚を楽しむ「鶏むね肉と新たけのこの土佐煮」レシピ
こんにちは、筋肉料理人です。
今日は春らしいおかず「鶏むね肉と新たけのこの土佐煮」を紹介させていただきます。
土佐煮はかつおぶしの風味をきかせたしょうゆ味の煮物のことで、今日は鶏むね肉と新たけのこの水煮を使って作ります。
たけのこの旬は3月から5月にかけてで、こちら九州では今がまさに旬です。旬の新たけのこは香りがよく、下ゆでしてるときから食欲をそそります。今が旬なので生の新たけのこもありますが、今回は新たけのこの水煮をいただいたので、水煮の状態から作ります。レシピには新たけのこの水煮と書いていますが、普通のたけのこの水煮でも作れます。
生のたけのこを使う場合は、たっぷりのお湯で下ゆでしてから使ってください。下ゆでは竹串がすっと刺さるまで煮ます。煮汁に少量のぬかを入れますが、ぬかがないときは生米を少し入れればいいし、なしでもたっぷりのお湯で煮れば大丈夫です。
「鶏むね肉と新たけのこの土佐煮」レシピ
調理時間
30分(冷ます時間を除く)
分量
4~5人分
材料
鶏むね肉…1枚(300g)
新たけのこ水煮…600g
かつおぶし…小パック3(6g)
サラダ油…小さじ1
A 片栗粉、日本酒…各大さじ1
A 鶏がらスープの素、しょうゆ、おろししょうが…各小さじ1/2
B 水…300ml
B かつおだしの素…小さじ1/2
※水300mlとかつおだしの素の代わりに、和風出汁300mlでもOKです
B しょうゆ、みりん、日本酒…各大さじ3
B 砂糖…大さじ2~3(お好みで)
作り方
1. たけのこ水煮は一口大に切ります。穂先の方はくし形に切り、根元の方は厚さ1cmくらいの半月もしくはいちょう切りにします。
2. 鶏むね肉は厚さ1cmの一口大切り、ポリ袋に入れてAを加えてもみ込みます。
※鶏むね肉に片栗粉と日本酒をもみ込むことで、加熱しても固くなりにくいです
3. フライパンにサラダ油をひいて強めの中火にかけ、2の鶏むね肉を皮目を下にして広げて入れます。焼き目がついたら返し、反対側にも焼き目をつけます。
4. 焼き目がついたらBと切った新たけのこを入れます。沸騰したら、不織布(リードクッキングペーパー等)かアルミホイルで落し蓋をし、軽く煮立つ火加減で15分煮ます。途中、煮汁をすくって具材にかけます。
5. 15分煮たら火を消します。すぐに食べてもいいですが、15~30分置いて粗熱を取った方がおいしいです。
※最後は下の画像くらいに煮汁を煮詰めてください
6. かつおぶしは耐熱ボウルに入れ、10秒単位で3~4回加熱して水分を飛ばします。
7. 「鶏むね肉と新たけのこの土佐煮」を皿に盛り付け、かつおぶしをかけます。このとき、かつおぶしをザルに入れ、ザルにこすりつけるようすると、かつおぶしがいい感じに粗めの粉末になり、仕上がりがよくなります。
「鶏むね肉と新たけのこの土佐煮」の完成です!
鶏むね肉は下処理したのでやわらかジューシー、新たけのことかつおぶしの風味が入っておいしいです。新たけのこは、それ自体の香りが新鮮で、そこにかつおぶしの風味が合わさっておいしく、春を感じる味でした。
このレシピだと作りたては味が薄く感じますが、粗熱が取れると味が入って丁度よく感じます。薄めの味なので新たけのこやかつおぶしの風味を感じやすいです。「鶏むね肉と新たけのこの土佐煮」をぜひお試しください。