牛肉じゃなくてもおいしい!節約にもなる「鶏皮の肉豆腐風」
こんにちは、筋肉料理人です。
今日の料理は余った鶏皮で作る肉豆腐風です。肉豆腐の牛肉の代わりに鶏皮を使う事で鶏の濃厚な旨味が入り、いつもと違う肉豆腐になります。鶏皮は旨味だけでなくコラーゲンもたっぷりなので、筋肉やお肌にいいですよ。余った鶏皮を使った料理といえば鶏皮ポン酢や鶏皮せんべいがありますが、このレシピを覚えるとご飯にも合うバリエーションが増えます。
鶏皮にもいろいろ種類がある
鶏むね肉や鶏もも肉を料理するとき、外した皮は捨てずに冷凍しておくと他の料理に使えて便利です。鶏皮はお店でもパック詰めされたものが売っていますが、お店で売ってる鶏皮は首の皮です。良く動かす部位なので脂は少ないです。一方、今回のレシピでは鶏むね肉から外した鶏皮を使いました。むね肉の皮なので脂が付いていて、下の画像のように裏に脂の層があるので、これを包丁である程度、削り取ることでカロリーカットできます。完全には取れないので、脂肪の分厚い部分だけで大丈夫です。下の画像のように脂がついている方を上にしてまな板に置き、包丁でしごくようにして脂を削り取ってください。レシピの鶏皮は脂を削り取った後の重量です。
もちろん、カロリーを気にしない方はそのまま使っていただいて大丈夫です。
「鶏皮の肉豆腐風」レシピ
調理時間
20分
分量
2~3人分
材料
鶏皮…200g
※市販の鶏皮を使うときは、脂を取らずそのまま使って大丈夫です
木綿豆腐…1丁
にら…1束
玉ねぎ…1/2個
にんにく…1かけ
日本酒…大さじ2
七味唐辛子…適宜
A
しょうゆ…大さじ3
砂糖…大さじ2~3お好みで
日本酒…大さじ2
かつおだしの素(顆粒)…小さじ1/2
作り方
1. 鶏皮をボウルに入れ、日本酒をかけてなじませます。フライパンにたっぷりの水を入れて沸かし、沸騰したところに鶏皮を入れて2分下ゆでします。下ゆでしたらザルにあげ、流水にさらして水気を切っておきます。水気が切れたら一口大に切ります。
2. 木綿豆腐は食べやすく切ります。今回は16等分に切りました。にらは4~5cmに切ります。玉ねぎはくし形に切ります。にんにくは薄切りにしておきます。
3. フライパン(直径26cm)にAを入れて混ぜて火にかけ、煮立ったら、木綿豆腐、玉ねぎ、鶏皮、にんにくを入れて軽く煮立つ火加減で6分煮ます。途中、煮汁をすくって木綿豆腐にかけてください。
4. 6分煮たら具材を寄せてスペースを作り、にらを入れます。ふたをして2分煮ます。
5. ふたを外し、煮汁をにらにかけたらできあがりです。
皿に盛り付け、お好みで七味唐辛子を振っていただきます。
「鶏皮の肉豆腐風」の完成です!
肉豆腐の味付けで煮た鶏皮はぷるぷるの食感でおいしいです。そして鶏皮の旨味が入った煮汁で煮た木綿豆腐がまたおいしいです。煮込み時間は短いですが、木綿豆腐は味が染みやすいので、しっかり味が入っています。鶏皮は独特の匂いがありますが、にんにく、にらの風味が臭味消しになっています。お酒のつまみにはもちろん、ご飯にも合います。余った鶏皮でも市販の鶏皮でも、どちらでも作れます。いつももと違った肉豆腐をお試しください。