乾燥バジルでも十分おいしい!「鶏むね肉のガパオライス風」
こんにちは、筋肉料理人です。
今年は9月半ばを過ぎても暑い!
暑いときには暑い国の料理を…ということで、今日は「鶏むね肉のガパオライス風」をご紹介させていただきます。ご飯と一緒に食べられるよう、鶏むね肉を小さく切り、加熱しても固くならないように下処理もしておきます。ピーマン、玉ねぎと一緒に炒め、ナンプラーを使ったたれで味付け、仕上げに乾燥バジルをたっぷりふりかけて作ります。ナンプラーベースのたれで旨味たっぷり、暑いときにもご飯がいけるレシピです。
ガパオはタイ料理の定番で、肉や魚介類をガパオ(ホーリーバジル)、にんにくと一緒に炒めて調味したものだそうです。ホーリーバジルを使うこと、調味料にはナンプラーが必須のレシピということですが、ホーリーバジルはちょっと手に入りにくいので代わりに乾燥バジルを使っています。この時点で本物とはだいぶ違うんですが、ナンプラー(普通にスーパーで売ってます)を使うことで気分を味わえるし、おいしい料理ができますよ。
「鶏むね肉のガパオライス風」レシピ
調理時間
20分
分量
1人分
材料
鶏むね肉…150g
卵…1個
ピーマン…1個
玉ねぎ…1/4個
にんにく…1/2かけ
乾燥バジル…小さじ1/3
サラダ油…小さじ2
温かいご飯…1杯
A 片栗粉、日本酒…各大さじ1/2
A 鶏がらスープの素、しょうゆ…各小さじ1/4
B たかのつめ…1/3本
B ナンプラー、オイスターソース、しょうゆ、ウスターソース…各小さじ1
B 砂糖…大さじ1/2
B 日本酒…大さじ1
作り方
1. 玉ねぎは粗みじん切り、ピーマンは小さめの乱切りにします。にんにくはみじん切りにします。
2. 鶏むね肉はスプーンでご飯と一緒にすくえるよう、5mmくらいの厚みに切ります。これをボウルに入れ、Aを加えてもみ込みます。
※鶏むね肉に片栗粉と日本酒をもみ込むことで加熱してもパサつかず、おいしくなります
3. Bを混ぜ合わせます。たかのつめはキッチンばさみで小口切りにして混ぜてください。
4. フライパンにサラダ油小さじ1をひいて強火にかけ、目玉焼きを作ります。お好みの具合に焼いて取り出しておきます。
※おすすめは卵黄が半熟気味で、卵白の周囲にきつね色の焼き目が付くくらいです
5. 同じフライパンにサラダ油小さじ1を足し、鶏むね肉を重ならないように広げて入れます。中火で焼き、焼き目が付いたら裏返して反対側にも焼き目を付けます。焼き目が付いたら玉ねぎ、ピーマンの順に加えて炒めます。玉ねぎに透明感が出たら、混ぜ合わせたBを加えます。全体にからめるように炒め、たれが半分くらいになったら乾燥バジルをふりかけて火を消します。
6. 茶碗にご飯をよそい、大皿をかぶせて裏返して皿に盛ります。ご飯の上に目玉焼きをのせ、乾燥バジル(分量外)を軽くふります。その横に5を盛り付けてできあがりです。
「鶏むね肉のガパオライス風」の完成です!
乾燥バジルで作っていますが、スプーンですくって口に入れる前にバジルとナンプラーの風味を感じ、いかにもエスニック料理って感じです。
そして食べるとナンプラーの風味にオイスターソース、しょうゆの旨味、ウスターソースのスパイシーな風味が入っていておいしい。ご飯にとても合う味です。
ナンプラーは魚を材料に作った魚醬で風味がとても強い。クセも強いので好き嫌いが分かれますが、他の調味料の風味でナンプラーのクセがやわらいで食べやすくなりました。この味は暑いときに合う味だと思います。残暑が残っているうちにお試しください。