練乳が隠し味!やさしい甘さの「ミルクちぎりパン」がしっとりふわふわ♪
こんにちは!「作業時間10分!日々パン先生の『ドデカパン』簡単アレンジ」の連載22回目を担当します、のぐちまよです。
滋賀県で活動する“日々パン先生”の私が今回ご紹介するのは、
シンプルな材料&型不使用で作る、“やさしい甘さ”のしっとりふわふわ「ミルクちぎりパン」です。
ミルクちぎりパンは、ちぎりパンの王道。
焼きたてをちぎった瞬間の“ほわっ”と広がる湯気。それだけで少し幸せな気分になれますよね。
見た目はシンプル。でもじつは、“やさしい甘さ”を引き出すためにちょっとだけ隠し味を忍ばせています。
その隠し味の正体は、練乳。
甘すぎず、朝ごはんにもおやつにもぴったり。
子どもから大人まで、家族みんなに愛される味です。
しかも、「日々のパン」のレシピらしく、「こねない」「発酵は冷蔵庫にお任せ」「洗い物が少ない」「型いらず」という感じで、面倒なことが一切ないので、初めてのパン作りにもぴったり!
2026年、おうちの定番料理に“焼きたてパン” を加えてみませんか?
しっとりふわふわ「ミルクちぎりパン」レシピ

調理時間
15分(発酵・焼成時間は除く)
分量
1台分
材料
【生地】
- 強力粉…200g
- 塩…3g
- 砂糖…15g
- インスタントドライイースト…3g
- 牛乳…130g
- 水…35g
- 溶かしバター…10g
【フィリング】
・練乳(チューブタイプがおすすめ)…適量
【トッピング】
・牛乳…小さじ2程度

作り方
<こねる>
1. 保存容器(1000ml前後の直方体・立方体)の中に強力粉・砂糖・塩・インスタントドライイーストを入れ、スプーンで均一に混ぜておく。
2. 牛乳と水を合わせる。
3. 水分を保存容器の中に8割ほど入れてスプーンでぐるぐる混ぜる。
4. 粉っぽいところにめがけて残りの水分を入れ、粉っぽさがなくなり、全体が均一になるまで混ぜる(目安は2分ほど)。

5. 粉っぽさがなくなったら、バターを入れてさらに混ぜる(2分くらい)。
6. 生地が均一になったら、表面を平らにならし、保存容器のふたを閉め、冷蔵庫へ入れる。


<一次発酵>
冷蔵庫の中に一晩(8時間以上)置く。
※一日に一回水で濡らしたスプーンで混ぜれば5日間保存可能です

※8時間後の状態がこちらです
<成形>
1. 打ち粉を多めに振って、生地と保存容器の間にドレッジ(カード)を差し込み、隙間を作る。
※打ち粉は強力粉(分量外)を使用

2. まな板の上にくっつかないアルミホイルを敷き、そこに保存容器を裏返し、生地が出てくるのを待つ。
※生地を触りすぎると硬いパンになってしまうので注意!

3. 生地の中央(縦方向の真ん中の帯状部分)に練乳を絞る。

4. 奥と手前から折りたたみ三つ折りにする。
※手早く三つ折りに成形するのがコツです。べたつくときは、手に打ち粉を付けてくださいね
※生地を折ったときに練乳がはみ出しても大丈夫。はみ出した部分が焼き上がったときにカラメルになっておいしく、ちょっと得した気分になります

5. トッピング用の牛乳をスプーンで生地の上にかけ、スプーンの背で塗り広げる。
※背で生地を押さないようにやさしく塗るのがふわふわに仕上げるポイント。

6. 生地に菜箸をやさしく押し当て、横に1本、縦に3本線をつける。


<焼成>
くっつかないアルミホイルごと生地を天板に移し、1200Wのトースターで20分(オーブンの場合180℃に予熱して25分)ほど焼く。
表面が焦げそうな場合は、途中でアルミホイルをふんわりとかぶせる。裏面にも焼き色がついていれば焼き上がり。

※焼成時間は、お使いの機器により適宜調整してください

焼いているときにキッチンに広がる、パンのいいにおい。
それにつられて、ふらっとやってくる小2の娘。
焼き立てをちぎると、ほわほわの湯気——。
その瞬間に「うわぁ」と笑顔がこぼれます。
そして、ちょっと押してみて、「ふわふわ〜!」とまた歓声。
この瞬間が、手作りちぎりパンの新骨頂。たまりません。
食卓に出す前に、ついつまみ食い。
気づいたら半分ない。(いけないいけない、家族の分を残さなきゃ)
お正月の疲れた胃にやさしくしみるパンです。
これからのいちごの季節、気づけば余りがちな練乳も、このパンではひっそりと大活躍。
ぜひ、1年を通してお楽しみくださいね!

<Instagram>
KUPPI くっぴ/ 週末に楽しむパンの会 (@kuppi_pan)

