
1kgの鶏もも肉を大量調理!フライパンひとつで作る「ポン酢煮」レシピ【節約・作り置き】
こんにちは、筋肉料理人です!
今日は、鶏もも肉をたっぷり1㎏使ったポン酢煮をご紹介します。
大きめに切った鶏もも肉をフライパンに入れ、砂糖をまぶしてからポン酢しょうゆを注いで煮るだけ。
鶏もも肉は砂糖とポン酢しょうゆの効果でやわらかくなり、さっぱりした酸味と甘味でご飯のおかずにもビールのおつまみにもぴったりの煮物になります。
今年は食料品の値上げが続き、毎日の買い物も大変ですよね。お肉の価格にも驚かされます。そこで節約のためにおすすめなのが、セール日にまとめ買いするか、キログラム単位で購入する方法です。意外と安く買えるので、安いときに買ってまとめて調理しておくとよいですよ。
肉は加熱すると繊維が縮んで水分が抜け、固くなりやすいです。これを防ぐ方法の一つが「砂糖をすり込む」こと。砂糖を加えると保水性が高まり、加熱してもやわらかさを保つことができます。
さらに酢にも砂糖と同じような効果があり、肉を酢に漬けると繊維がやわらかくなって加熱しても固くなりにくくなります。ポン酢しょうゆにもその効果があるので、今回は、砂糖と酢の力をいかして、フライパン一つで鶏もも肉1㎏を一気に煮ていきます。
作り置きおかずとしてもおすすめですよ。
フライパン一つで!「鶏もも肉1kgのさっぱりポン酢煮」レシピ
調理時間
約30分
保存期間
冷蔵:3~5日
分量
8~10人分
材料
- 鶏もも肉…1㎏
- ポン酢しょうゆ…160〜200ml
- 砂糖…大さじ2〜大さじ2と1/2
- しょうが…20g
- たかのつめ…1本
- かいわれ大根、白いりごま…各適量
作り方
1. 鶏もも肉はから揚げよりやや大きめに切ってフライパン(直径26cmを使用しています)に入れ、砂糖をまぶして5分ほどなじませます。
2. しょうがはせん切りに、かいわれ大根は根を落として半分に切ります。
3. 1のフライパンにポン酢しょうゆを注ぎ、種を取ったたかのつめを入れて強火にかけます。煮立ったらふたをし、弱めの中火で10分煮ます。
※ポン酢しょうゆの量は160~200mlの範囲内で調整してください。あっさり仕上げたい場合は160ml+砂糖大さじ2で十分ご飯に合います
※ふたはぴったり閉まるタイプのものを使用しています。隙間のあるふたを使う場合は水分が蒸発しやすいため、様子を見ながらお湯を100mlほど足して、水分がなくならないように注意してください
4. 10分煮たらふたを外して強火にかけ、鶏肉を端に寄せて中央に浮いた脂をすくいます。
※こちらがすくった脂です。これだけたっぷりの脂を取り除くことができます
5. 脂を取ったらしょうがを加え、強めの中火で混ぜながら煮汁を煮詰めます。煮汁がフライパンの底に5mmほど残るくらいになったら完成です。
皿に盛り付け、お好みでかいわれ大根と白いりごまをちらします。
「鶏もも肉1kgのさっぱりポン酢煮」の完成です!
砂糖をまぶしてからポン酢しょうゆで煮た鶏もも肉は、とてもやわらかく、ほのかな甘みとさっぱりした酸味がしみていて絶品です。
短時間の煮込みでも味がしっかり入るので、ご飯にもお酒にもよく合います。
食感は炭火焼きのような弾力ではなく、しっとりやわらかい仕上がり。冷蔵保存して冷たいまま食べてもやわらかいので、お弁当のおかずにもおすすめです。
ポン酢しょうゆで煮ているので保存性も高めですが、冷蔵で3~5日以内に食べ切るのが安心です。それ以上保存するときは、1人分ずつ小分けして冷凍してください。食べるときは電子レンジで手軽に解凍できますし、お弁当には凍ったまま入れても使えます。
鶏もも肉1㎏を使った作り置きレシピ「鶏もも肉1kgのさっぱりポン酢煮」、ぜひお試しください。