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絶品おつまみで楽しむ!「たっきーママ(奥田和美)のほろ酔い酒場」
たっきーママ(奥田和美)
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せいろで「麻婆豆腐」?ひき肉ふわふわ&豆腐が崩れない!せいろ蒸しの新提案

人気料理研究家のたっきーママさんが居酒屋の女将に扮して軽快なトークを繰り広げるフーディストノート公式連載。今回は、せいろで作る「麻婆豆腐」のレシピを教えていただきます。美容整形をしようかお悩みの方へのアドバイスもぜひチェックしてくださいね。
2025/07/07
2025/07/07
【3分仕込み】暑い日のおつまみ...
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いらっしゃい、ほろ酔い酒場へようこそ。
たっきーママよ。

今日はね、麻婆豆腐をせいろで作ってみたわよ。

今、せいろが流行ってるじゃない?

いろいろなレシピが世に出回っているけど、正直「それ、せいろでやる意味ある?」って思うものもあるわよね。でも、この麻婆豆腐には、ちゃんとせいろでやる理由があると思うのよ(多分)。

麻婆豆腐
この麻婆豆腐に関しては、フライパンはもちろんレンジでも作れるけど、せいろで作ると何が違うかと言うと

  • 豆腐が崩れずに味しみっしみ
  • ひき肉がふわふわで、ほぐさなくてもくっつかない
  • 豆腐の旨味が凝縮されておいしい

ってことかしら。

実は先日、夫が膝の手術をしたんだけど、再発防止のためにも痩せるように先生に言われたのね。

夫は自分に甘いから、ここは私が頑張るしかないじゃない?

ってことで、最近ずっと蒸し料理にしているんだけど、実のところ、ここだけの話、せいろよりも蒸し器で蒸している方が多いわね。

蒸し器といっても、足つきの蒸しザルを使ってフライパンで蒸しているの。専用の蒸し器を使っているわけではないんだけど、せいろより手軽だから、よく使っているわ。

蒸しザルなら蒸すときの水も少なくていいし、普通に洗っておしまいだし、蒸した後にフライパンに残ったお湯には食材のおいしいだしが落ちているから、スープにできて便利。

今回はせいろで作っているけど、蒸しザルにお皿を置けば同じように作れるからお好みの方でやってみて。

ちなみに、蒸し料理にしてから早くも夫が3kg瘦せたわ。

油を使わず、野菜を中心にして、スープで満腹感が得られるのもいいわよね。

「せいろで麻婆豆腐」レシピ

調理時間

15分

分量

2人分

材料

  • 豆腐(絹でも木綿でも)…1丁(300g)
  • A 豚ひき肉…100g
  • A 白ねぎ(みじん切り)…1/2本分
  • A しょうゆ…大さじ2
  • A 酒、ごま油…各大さじ1
  • A 鶏がらスープの素(顆粒)、甜麺醤…各小さじ1
  • A 豆板醤…小さじ2
  • A にんにく、しょうが(共にチューブ)…各2cm

作り方

1. 鍋にたっぷりの水を入れて火にかける。せいろは水に濡らしておく。Aは混ぜておく。

麻婆豆腐工程1

2. 深さのある耐熱の器に豆腐をまるごと入れ、1を入れたらふたをして沸騰した鍋にのせて13分蒸す。

麻婆豆腐工程2

さっきは蒸し器がいいとか何とか言ってたけど、せいろの香り、ゆらゆら立ちのぼる湯気、ふたを開けるときの特別感はやっぱり最高。

麻婆豆腐工程3

豆腐はどーんとまるごと入れているから、崩しながらどうぞ。

今日のお悩み相談:美容整形をしようか悩みます

さぁ、今日はあなたのお悩みね。

40代です。しわ、たるみが気になりすぎて美容整形をしようか悩みます

悩むわよねーーー!

もう鏡を見るのが嫌になるときもあるわよね。

よく言われていることだけど、本当に40代と50代って全然違うのよね。

40代までやってきて何とかなっていたことも、全くもって抗えなくなるばかり。ダイエットにしろ、美容にしろそう。

個人的な実感としては、50歳というよりも55歳を過ぎたらって感じね。

55歳までは、頑張れば頑張った分の手応えも多少はあった気がするんだけど、55歳を過ぎると頑張って頑張ってプラマイゼロだったり。

だから、今のうちに何かしら手を打とうとするのは、すごくいいことだと思うわ。

永遠か、一時的か

私は美容の専門家でもないから、ここは個人的な考えを言わせてもらうわね。

例えばなんだけど、目を二重にする、ホクロを除去する、しみを取る、っていう「一度やればOK」なものは、それをすることで自信につながるなら全然いいと思うし、むしろやったらいいと思うのね。

でも、例えば糸リフトだったりヒアルロン酸やボトックスを打つ、っていうのは、継続しないといけないじゃない?

効果は半年から2年と言われていて、一時的なものだから、持続させるにはそれをやり続けないといけない。

その間にも歳を重ねて行くわけだから、効果がなくなったときにはさらに増やさないといけないかもしれない。

やるとするなら、そのたびに感じる物理的な痛み、もちろん経済的にも相当な負担になることは覚悟しないといけないんじゃないかしら。

一時的でもきれいになりたい、一度はやってみたい、というなら全然いいと思うわ。

私は以前、美容整形外科でホクロの除去をしたことがあって、そのときの担当事務の方の肌がめちゃくちゃきれいだったからいろいろ聞いたのね。私も美容整形を考えていたころだったから。

その方曰く、半年に一度、顔中血まみれになりながら、いろいろ打ってるって言ってたわ。

本当に痛いし辛いけど、この仕事をするには自身の身をもって説得力が必要なので、と。

きれいでい続けるのは、我慢と努力と経済力が必要ってことよね。

40代はまだまだ若い!

とはいえ、私からしたら40代はまだまだ若いと思うわ。

セルフケアでも十分きれいになれる年齢だし、たとえ50代でも、遅すぎることなんてないんじゃないかしら。

すぐに激変するようなことではなく、続けられることからコツコツやってみてはどうかしら。

10年後、きっと「やっていてよかった」って思うはず。

ちなみに、顎のたるみには背筋を鍛えるのがいいらしいわよ。

でも、しわもたるみも頑張って生きて来た証。深いしわができたとしても、しわしわな顔で笑っている人が個人的には好きよ。

さ、また明日から頑張りましょ。

かんぱ~い!

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たっきーママ(奥田和美)

料理研究家、フードアナリスト、フードコーディネーターとしてテレビ、雑誌、企業のレシピ開発など幅広く活躍。著書は全24冊累計138万部を突破し、2016年に発表された「第3回 料理レシピ本大賞 in Japan」の「お料理部門」に入賞した実績を持つ。著書『たっきーママの毎朝ラクする!スープジャーのお弁当 (扶桑社ムック) 』も好評発売中。

 

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