
夏にぴったり!レモンの香りが食欲そそる「さわやかレモンワッフル」レシピ
はじめまして。「作業時間10分!日々パン先生の『ドデカパン』簡単アレンジ」の連載17回目を担当させていただきます、長南香奈です。
愛知県一宮市を中心に活動する“日々パン先生”の私がご紹介させていただくのは、レモンの香りが食欲をそそる「さわやかレモンワッフル」です。
わが家は、小学3年生の娘と夫との3人家族です。家族全員レモンが大好き!レモンアイス、レモンジュース…おやつにもよく登場します。
私が吉永麻衣子先生のパン作りと出会ったのは、娘が2歳のとき。もともとパンが好きで、パン屋さんでアルバイトをしたり、大手パン教室に生徒として通ううちにパン作りにハマって講師をしたこともありました。それでも未就園児の子どもがいると、なかなかパンを焼けない!でも焼きたい!と思いながら日々を過ごしていました。
そんなある日、ママ友から「パン教室で、めちゃくちゃ簡単だけどおいしいフォカッチャを習ってきたよ♪」と聞いて、おいしいものに目がない私は興味津々!それがドデカパンとの出会いでした。
悩んだ末に資格取得を決め、いろいろなドデカパンを作るようになりました。焼いてみてビックリ!!「えっ、もう生地が完成?」「本当にこれがパンになるの?」「簡単なのに、ふわふわでもちもち!」と、衝撃を受けたのを今でもよく覚えています。
ドデカパンの生地でワッフルも焼けると知った私は、さっそくワッフルも焼いてみました。
焼いてみると、ドデカパンと同じく配合や具材によっていろいろなアレンジができて、おやつのバリエーションが増えてうれしいと思う今日このごろです。おすすめワッフルはたくさんありますが、今回は、夏にぴったり!家族みんなが大好きなレモンを使ったワッフルをご紹介します。
パンだけじゃなくおやつも焼ける「ドデカパン」の簡単アレンジ。ぜひお試しください。
「さわやかレモンワッフル」レシピ
調理時間
15分
分量
6個分
材料
- 強力粉…140g
- 薄力粉…60g
- 塩…3g
- 砂糖…15g
- インスタントドライイースト…3g
- 卵1個+水…75g
- 牛乳…100g
- 溶かしバター…10g
- ワッフルメーカーに塗るバター…適量
※卵1個+水は、小さいボウルに卵を割り、水と一緒に入れておきます
【アイシング】
- 粉糖(水に溶けるもの)…大さじ6
- レモン汁…小さじ2~
- お好みでカットしたレモンやレモンピールなど
※レモンの皮を食べる場合は、国産のレモンをおすすめします
作り方
<こねる>
1. 保存容器(1000ml前後の直方体・立方体)の中に強力粉・薄力粉・塩・砂糖・インスタントドライイーストを入れ、スプーンで均一に混ぜる。
2. 卵+水と牛乳をあわせて、保存容器の中に8割ほど入れてスプーンでぐるぐる混ぜる。粉っぽいところにめがけて残りの2割を加え、全体が均一になるまで混ぜる。溶かしバターを最後に入れ、光沢がなくなるまで混ぜる。表面を平らにならし、保存容器のふたをしめる。
※とても簡単なので、小さなお子さんも一緒にパン作りを楽しめますよ
<一次発酵>
冷蔵庫の中に一晩(8時間以上)置く。
※一日に一回水で濡らしたスプーンで混ぜれば3日間保存可能です
<成形>
※成形前にワッフルメーカーの予熱を入れておく
1. 打ち粉を多めに振って、生地と保存容器の間にドレッジ(カード)を差し込み、隙間を作る。保存容器を裏返し、生地が出てくるのを待つ。
2. 手前と奥から折りたたみ、三つ折りにする。ドレッジで縦半分にしてから、それぞれ3つに切る。
※三つ折りにする際、生地が手につくようであれば指に粉をつけると作業しやすいです
<焼成>
予熱したワッフルメーカーに刷毛でバターを塗り、3~5分焼く。
<仕上げ>
粉糖とレモン汁を混ぜてアイシングを作る。粗熱が取れたワッフルにアイシングをかけ、お好みでカットしたレモンやレモンピールをのせる。
完成と同時に娘が学校から帰ってきました。
パンを焼いた日、玄関を開けると「パンのにおいがする~!!」という娘。
帰宅して焼き立てパンがあると喜ぶのはもちろん、ワッフルのときはさらにテンションがあがります!
子どもには酸っぱいかも…と思いつつ「おやつだよ」と差し出すと「おいし~!!」と頬張っていました。
おいしいものを食べて、暑い夏を乗り切りましょう!
